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舞鶴在宅介護者の会便り
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No. 8
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コ ス モ ス
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発行2001/8
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会員の皆様へ
会長 由里義雄
暑中お見舞い申し上げます。今年は猛暑続きですがお元気でお暮らしですか。介護されている皆さん本当にご苦労様です。私も15年余妻を介護し、特に暑い夏は肌着、寝巻の着がえを3回はしなければならず、介護の苦労を身にしみて感じております。どうか暑さに負けないよう頑張ってください。
介護者の会も発会して早や1年9ヶ月となりました。交流と親睦を図り、情報交換、相互支援活動等を進める中で、介護者の健康を守り、より良い介護が出来ることを望んでおります。会員は現在65名ですが、今年中には80名体制とし、より一層の充実を図りたいと思っておりますので、お近くの在宅介護者に是非入会をお勧めくださいますようお願いいたします。
予定いたしております9月末の「心のリフレッシュ旅行」については、都合をつけて頂き一人でも多くの参加をお待ちしております。
介護されている中で相談事がありましたら遠慮なく事務局へご連絡ください。
コスモスNO.8発行にあたり一言ご挨拶とさせていただきます。
盛会裡に終えた介護者の集いについて
去る7月7日28名の参加のもとに、旧社会福祉会館に於いて開催いたしました。
本位田さんの介護体験発表はすばらしく、ご苦労な様子と日々の介護状況が克明に記録されていて几帳面さが窺われました。78歳の高齢とはとても思えない介護に頭の下がる思いでした。
また、小田ハツエ先生によるリラックス体操は、先生のとてもユーモラスなオシャベリたっぷりのご指導により、みんな心身ともにリフレッシュできました。
1時間の昼食は、世話人の仲川さん(仕出屋さん)にお願いして、お弁当を美味しく頂きました。
昼食後は、5グループによる懇談会、まとめの発表等、有意義に終了する事が出来ました。
本位田さんの発表要旨、懇談会の内容は、次の通りです。
平成10年3月31日に奥様がクモ膜下出血で倒れられてから、平成11年12月4日に退院され、自宅で献身的な介護をされるまでの、様々な心の葛藤や、奥様への溢れる愛情を、「闘病記−妻よ、よく頑張った−」という1冊の本にまとめられました。以下その内容より抜粋させていただきました。
平成10年6月6日 7:50
昨日の夕方から今朝にかけて、じんま疹が激しかった模様(特に首周り、顔面)。「おばあちゃん、おじいちゃん来たよ」と大声で枕元で呼ぶと、目をうすく開けて涙ぐんで何も言わない。うなずかない。
私の方もなんだか淋しくて悲しくて涙が出た。おばあちゃんの涙は・・・・、自分の現在を思って情けなくての涙なのか、又、私がこうして毎日付き添う事に対しての涙なのか、それは私には解らない。退院又は元気になった時、聞いてみなければ解らないと思う。兎に角、一日も早くこの部屋を出て、リハビリに精を出すことが先決である。
平成11年3月14日 13:05
「おじいちゃんありがとう」私は耳を疑った。妻はテープを聞きながら言ったのである。10分前の12時55分には、同じテープを聞きながら、「これええナ、ほんまに」といったのだ(カラスの赤ちゃん)。私は感激して、今までの苦労が一ぺんにどこかへ吹っ飛んだ。感きわまって嬉しさの余り涙がとめどなく頬を伝わって、一刻も早く看護婦さんに報告しなければと胸を躍らせていた。定時の検温で山本看護婦さんが来室、早速現状を報告したが、声が震えてどう報告したか記憶にない。124日目に聞いた妻のはっきりした声だったので、動転するのも無理はなかった(平成10年11月10日に小さい声で「ハイ」と三度言った以来)。うなずいたのは、最後が1月30日だった。
平成11年11月4日 6:55
今日昼から退院である。アイは実によく頑張ったが、意に反した退院を止むなくしなければならない。長いながい574日間だった。付き添っている俺の方がくやしいの一言である。これだけはどうにもならない現実である。今日までの悲痛のさけびが、他人様にはどれだけ理解出来るのか。
夢に見ていた退院 (こんな退院がしたかった・・)
「おじいちゃん、久しぶりに今晩はご馳走するで・・・、一杯呑みな」
今回、妻が救急車での市民病院へ入院以来一年と七ヶ月余の長期にわたる介護だったので心身ともに疲れたが、つい先週皆様方のお蔭を以って無事退院の運びとなったのだ。入院中も、妻の物品については極力そのままにしておいたが、妻は早速その袋、帽子を見て、「おじいちゃん、それでは今日は、この袋を持ち、帽子を被ってスーパーに買い物に行くで」と言って、自動車の運転を要求した。俺は早速に従来どおりの行動をとった。今晩は妻が何をご馳走してくれるかな・・・・と楽しみに妻の行動を見守っていたが、スーパーでは、かしわのコーナーに行った。妻はかしわの唐揚げが得意だった。俺は又、このかしわの唐揚げが大好物なのだ。妻が揚げる。私のテーブルの皿に次々と直接運ぶ。あつあつを吹きながら食べるこの味は最高である。妻は予想外に沢山求めた様子。これも妻の細かい暖かい心情から、量を多めに・・・、入院の一年七ヶ月余の間、おじいちゃんの好きなかしわの唐揚げを私は作れなかったから、今晩は思いきり沢山作って、存分に食べて貰おう、喜んでもらおう・・・・と。
さて、午後四時三十分頃、「おじいちゃん、料理を始めるので呑む用意をしてよ−」と、妻は何時もより軽やかに、笑顔で呼びに来た。早速、俺は久方振りの妻の料理を食べる悦びとうれしさで胸いっぱいで、食卓のいつもの席に着いた。今日は、この退院の悦びを二人だけで祝う事にした。
「おばあちゃん、長いながい入院生活をよく頑張って今回の退院、ほんとにおめでとう。よかったなアー。
ほんとにおめでとう。これからは充分養生して二人楽しく今までどおりの二人三脚でいつまでも健康で暮らしていこうなアー」と一応挨拶はしたけれど余りのうれしさに胸が詰まり、「じゃあ、呑もう」と、やっと一声・・・・。だが・・・・、熱いあつい、それは熱いよろこびのたまが・・・ホロリと一ツ、そして又一ツ。
「おばあちゃんはよく頑張ったなアー。全身麻酔で七回も手術したんだからなアー。辛抱強さには驚いたなアー」と慰めると、おばあちゃんは、
「今度は今よりは良くなるとその都度聞かされ、それを信じたからこそ頑張れたんだよ」と事も無げに答えたが、俺は毎回の苦しさを知っている。
「おばあちゃん、暫くゆっくりと養生して体力が回復したら、おじいちゃんと二人で温泉旅行でも行こうなア」と誘う
と、「おじいちゃんなア、おばあちゃんは、やっぱり旅行は止めて自宅に居て今までどおりの自由な事をするのが一番好きやで・・・。そして、裏の畑を二人で仲良く作る方がよいで・・・」と倒れる以前そのままのことを言う。「おじいちゃん、長い間の介護、ほんとに・・・ほんとにありがとう」と、頭を軽く下げた。
H田さんが、言葉に詰まり、溢れる涙をぬぐいながら自分の体験を語ってくださいました。ご自宅でも、78歳とは思えない本当に丁寧な介護をされています。 望んでおられた退院は叶いませんでしたが、奥様を思いやり、心を重ねていこうとされる姿に、聞いている者一同深い感動を覚えました。 自分の体力が続く限りはと、現在はヘルパーさんだけをお願いしておられますが、ご自身の健康の為にも、たまにはショートステイ等利用されたらな・・と感じます。 奥様と共に時間を過ごされる事が生き甲斐のご様子をみると、余計なお世話なのかもしれませんが・・・。
介護保険サービスについての意見、要望等
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ショートステイ等、施設に入所中、緊急に容態が変わる場合の医師や介護者への連絡を適切にしてほしい。 |
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介護保険サービスについて、いつでも相談できる「介護保険110番」を市に作ってほしい。 |
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緊急時医師の訪問を要請した場合、医療、介護保険のいずれとして処理されるのか? |
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ケアマネージャー、ヘルパーさんの対応が、全く事務的な感じがする。 |
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要介護者、介護者の気持ちを充分くんだサービスをしてほしい。 |
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短期、長期入所者が多いためか、サービスの低下が目立っている。(髭剃り、爪切り等されていない場合もある) |
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不満事項があっても、意見が出しにくい。 |
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ヘルパーは、時間的に無理かもしれないが丁寧に扱ってほしい。 |
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ケアマネージャーの対応について、介護者の気持をくんだケアプランを作ってほしい。事業所の都合で、プランを立てていただけない場合がある。 |
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ヘルパーの介護技術の向上を望む。(要介護者の状態は、個々に違っており、扱い方によっては命に関わる。) |
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ヘルパーの食事介助は、時間がかかりすぎる。 |
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ケアマネージャーにあまり無理はいえないが、介護者の気持ちを充分に考えてほしい。 |
自分で工夫した介護方法について
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既製品ではあるが、ペリカン型エプロンは便利。 |
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食欲の無い場合は、プリン状にすると食べやすい。 |
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局部に薬を塗る場合、指先にラップを巻くと良い。 |
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介護者に合った手作りの、床ずれ防止用具、あご枕、手足の拘縮防止用品。 |
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誤嚥性肺炎防止のための工夫。(ゼリー食調理、食事の回数の工夫) |
介護者の会の運営について
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介護者の会の開催日は平日でないと出席不可の人もある。 |
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リフレッシュ旅行は、日帰りも考えてほしい。 |
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介護者の集い等、会員の集まる行事は地域別(例えば東、中、西、加佐地区)にならないか。 |
その他
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介護は家内中でする事が、子供達の教育上望ましい。 |
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介護保険料について、国民年金のみの生活者のような低所得者は、減免措置を望みたい。 |
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支援センター主催のリフレッシュ旅行については、早く知らせてほしい。 |
ちちんぷいぷい 横山たかしのおばあちゃんの数珠つなぎ
魔法使いのおばあさんでおなじみ、会員のSキヨ子さんが、毎日テレビ「ちちんぷいぷい」の「横山たかしのおばあちゃんの数珠つなぎ」に出演、自宅にて、横山たかしと取材陣を前にマジックを披露。やすらぎ苑でもステージに立ち、皆さんの前でマジックを披露されました。
Sさんは若い時からかくし芸などが好きで、文庫山のマジック募集でサークルに入り、現在も月に2回のマジック研究会で、腕を磨いておられます。
何か趣味があるのはいい事ですね!
「来て下さいと言われたら、喜んでマジックをやりますよ」
・ ・・とても明るい、可愛い魔法使いのおばあさんでした!
舞鶴市では災害等による減免制度に加え、平成13年10月から新たに介護保険料段階が第2段階で収入が少なく生活が著しく困窮している方を対象に介護保険料の減免制度を設けました。
対象は、世帯全員の年間収入合計額が140万円以下であること等、5つの項目全てに該当する方。
減免内容は、平成13年10月1日,以降の保険料を第2段階から第1段階相当額の減額。
(第2段階17,790円→第1段階11,860円)
お問い合わせは
市の、長寿社会推進課 介護保険係(電話66-1013)まで。
もちろん事務局に声をかけてくださっても対応いたします。
◆K谷T雄 円満寺
私は歩行困難(介護度1)な妻と暮らしております。大阪へリフレッシュ旅行に行った際、介護者の会の事を知り早速入会させて頂きました。会長さんより種々お話を聞き、是非皆様の仲間に入れていただき、よい介護ができるようにしたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
ずーっと念願だったおむつの共同購入をいよいよ始めます!
激安である。助け合って宅配する。を実現していきます。 軌道に乗るまでは、少し時間がかかることと思いますが、できるだけ皆さんのご希望に添えるように、ご意見、ご要望をお聞かせくださいね。 9月より実験的にスタートし、徐々に全会員さんに広げていくつもりです。 御協力よろしくお願いいたします。
舞鶴在宅介護者の会、独自のやり方を、作り上げていきましょう。
8月19日(日)役員会の後、山科介護者の会の世話人である佐竹紀美子さんに、マイケアプランの基本的な考え方について話していただきました。
マイケアプランは、介護サービス計画(ケアプラン)を自己作成してみましょうという取り組みです。 介護保険の基本精神は、自立と自己決定です。 ケアマネージャーさんに立ててもらったプランに従う受身一方でなく、自分自身でどんな暮らしをしたいのかを思い描き、そのために必要な事を自分で選ぶという姿勢を持つことについて、改めて考える機会を与えていただきました。
今回は役員のみを対象にした勉強会でしたが、興味をお持ちの方は事務局に資料等ありますので、お申し出下さい。
誰しも人生の終盤では、身体が弱くなったり障害を持つようになりますが、その時にも尚、人生の意味を考え、前向きに捉えて日々を大切に暮らしていきたいですね。
介護保険を利用する立場として、どんな種類のサービスを受けたいのか、どんな質を望んでいるのか等、意思表示していくことも、私たちの課題のひとつかもしれませんね。