舞鶴在宅介護者の会便り
No. 12
コ ス モ ス
発行2002/5

平成14年度総会を終えて

会長 由里義雄

去る4月21日、皆様のご協力を得て無事実施することができ、有難うございました。2時間程度という時間的制約から、超スピードで議事を終えなければならず、大変ご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます。
今年度は発足3年目であり、皆様に入会してよかったといわれる「在宅介護者の会」に、充実を図りたい所存でございます。特にオムツについては、安価のため好評で、大変喜んで頂いております。又6月に予定しております日帰り旅行には、是非参加し、リフレッシュして頂きたいと思います。
 年度始めにあたり、誠に簡単ですが、皆様方のご健康をお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。


『平成14年度総会 開催いたしました』

平成14年4月21日(日)中央公民館4Fにて、無事に総会を終えることが出来ました。会員の皆様には、お忙しい中多数お集まりいただき、大変嬉しく、頼もしく感じました。限られた時間内での議事進行のため、全てが急ぎ足となってしまい申し訳ありませんでした。
会長のあいさつに続き、舞鶴市保健福祉部・すこやか長寿推進課の千賀課長よりご挨拶を頂きました。その後、舞鶴地方振興局・保健福祉課の奥井支援係長より「痴呆性老人の介護について」という題で講演がありました。
国立病院の看護学生さんも駆けつけてくれ、「在宅のお年寄りを訪問するようになって、親戚が出来たみたいで嬉しい」「又一緒に散歩しましょう」と、恥ずかしそうに話す姿が印象的でした。今年も益々交流を深めていきたいと思います。
その後、和室にて世話人さんお手製のぜんざいを頂きながら休憩し、和やかなひと時を過ごしました。あちこちから笑い声が溢れ、お喋りに花が咲いたようでした。
再び議事に入り、平成13年度事業報告、会計決算報告、会計監査報告、平成14年度事業計画、会計予算案、会則の一部変更がそれぞれ承認され、新役員選出を行い、閉会いたしました。
皆さんご家庭の様子を気遣いながら、真剣に議事に耳を傾けていただきました事、心から感謝いたしております。役員一同、又今年1年しっかりやろう!と、気持ちを引き締めているところです。どうぞ宜しくお願いします。

千賀課長挨拶要旨
舞鶴在宅介護者の会、平成14年度総会にあたり、ひと言お祝い申し上げます。
思い返しますと由里会長よりこの会を作るというお話をお聞きしたのが、平成11年10月頃でした。ともすれば在宅介護者は孤独になりがちなので、一人で悩まず共に助け合おうという主旨の元に発足されました。当初会員は40名程度でしたが、倍増の80名となりましたことは、偏に会長はじめ役員の方々のご尽力、会員の皆様のご努力に拠りますが、もう一つは現実にそういう部分があり、したがって同じ悩みを持つ方々がこのようにここに集まってこられたのでは無いかと思います。
介護保険のスタートから2年経ち、全体としては概ね順調に推移していると思っています。そして在宅の介護者の皆さんが高齢者介護について自由にものが言える、他人に対してもはばからずに相談できるという関係が出来た事が、介護保険導入の意義の一つと考えています。
今年は市の介護保険事業計画見直しの年度に当たっています。これからどんな基盤を整備していくのかの策定であり、来年度からの保険料の決定作業を行います。これまでの介護保険への時代より、介護保険から新たなものを作り出していく時代が来ました。介護保険は最もベーシック、基礎的なサービスであり、これで高齢者介護を全て賄うのは無理です。その上に市が行う介護予防や生活支援等が必要ですし、又地域でも見回りやごみ捨ての手伝い等の助け合いの運動が大切となってきます。市民一人一人にとって豊かで暮らしやすい社会を作っていきたいと考え、市の総合計画でもそれを掲げていますが、行政だけでは無理ですので、市民と手を取り共に汗しながら今後の社会作りを頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。会の益々の発展と会員の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

奥井さん講演を聞いて
痴呆とはどういうことか?痴呆の始まりの症状や、分類、経過等について説明していただきました。又痴呆を抱える家族の多くの戸惑いや気持ちの揺れは、「よい介護をしたい」という気持ちと裏腹に、様々な出来事や混乱によるストレスが大きすぎるから起こる感情である事。専門家や同じ悩みを抱える家族の集まりに参加し、体験談を聞いたり、自分の気持ちを分かち合える事が介護者の気持ちを楽にするうえで、とても大切である事を改めて教えていただきました。
又介護の心がまえとして、落着いた環境の中で、やさしく支えること、孤独にさせない事などの配慮、介護者が一人で悩まない事の大切さ、メモをすると介護のヒントになる事等、現実の生活での身近な例をあげて、分かり易く話していただきました。
適切な知識を持つ事で、余計な混乱やストレスを軽減出来ると思います。奥井さんのお話を参考にし、みなさんの実体験等を生かして、介護真っ只中の方々がオープンな気持ちで介護できたり、支援サービスを利用できるようになればと願っています。


◆平成14年度役員・今年の抱負

由里 義雄 平成14年度末、会員100名を目標とし、福祉事業関係、行政関係に存在感をアピールし、よりよい在宅介護が出来るよう努めたい
森 隆 本会に入会させていただいて2年。この間、会の皆様には介護をはじめ色々な事を教えていただきありがとうございました。本年度は副会長という立場になりましたが、少しでも皆様に恩返しが出来、お役に立てればと思っています。どうかよろしくお願いします。
新保 和子 私が父母を在宅で介護している時、今は介護で時間がとられているけれど、もし先でこの時間が自由に使えるようになれば、同じ経験をしている方と話をしたり、お手伝いが出来ればと思ったものでした。でも世話役をさせて頂いても、現在在宅介護されている方へのお手伝いがなかなか出来ません。コスモスやオムツ配達の時に「何でも言ってくださいね」と声を掛けますが、「これお願いします」と言われた事がありません。頼みにくいものですよね。会員さんに喜んでもらえるサービスをと、いつも思っています。よろしくお願いします。
矢口 四弘 会、発足以来2年半が過ぎました。初心に帰って「出前相談サービス」に積極的に取り組んでいきたいと思います。介護保険制度、成年後見制度、遺言制度等の活用に関して疑問がありましたら気軽にご相談ください。
鈴木 貫一 私の思い・・「あなたがそこに、ただいるだけで、その場の空気が、あかるくなる。 あなたがそこに、ただいるだけで、みんなのこころが、やすらぐ。 そんな、あなたにわたしも、なりたい(相田みつお)」 本会には、そんなあなたが、多く居られます。そんなあなたにわたしも、なりたい。
上林 匡 自己紹介・・東京在住サラリーマン(社会福祉士、精神保健福祉士)です。介護する母を見ていて会の必要性を思いました。当事者団体としての活動の充実や他会との連携組織づくりのため、ご支援をさせていただきます。
市川 忠義 介護と健康・・私は現在、介護から手が離れて2年余りになります。以後介護支援の立場を送っていますが、介護と健康づくりは、よく似ていると思います。生活を送る中で人生は、愛情、努力、感謝の気持ちを持って日々を送る事で、生活の楽しみ、又有り難さを感じると思います。介護をするにも、この真心をもって日々を務めることで最良の介護ができるでしょう。健康づくりも日々の努力が必要と思います。私は今自分の健康づくりに挑戦しています。健康食品を中心とした食生活、毎日の運動、娯楽等で、生活を楽しみながらいかに悔い無き人生を健康で生活出来、介護されない生活を送る事が出来るかを試しながら元気でこれからも頑張っていきます。宜しく。
仲川 武 身体のご不自由な方のお世話、毎日本当にご苦労様です。色々な悩みや相談事、必要な品物等がありましたら、どんな事でも遠慮なく、この会におっしゃって下さい。出来る事は一生懸命努力していきたいと思います。どうかよろしく。
富樫 真佐子 最愛の母が亡くなり、一年が過ぎました。恩師から励ましの言葉があり、「寂しさはものの真実を見抜く力、悲しさは人のやさしさを知る力、苦しさは自分を強くする力」と。涙が溢れました。4年の在宅介護の経験を生かして、皆さんと共に歩んでまいります。
谷田 美智子 私は介護の経験はございませんが、皆様の体験を基にして、今後のために備えていきたいと思っております。今年は在宅で介護され、一人で悩んでおられる方を見つけ出して、入会を勧めたいと思っております。どうぞ宜しくお願いします。
熊野 紀子 11年前から痴呆の姑と同居し、悲喜こもごも経験しました。2年前より博愛苑に入所させて頂き、月2回面会に行くだけで楽になりました。現在介護真っ最中の方とお話をして、少しでもその方の肩の荷を軽くしてあげられたらと思っています。
織田 恵美子 今年も少しでも皆さんのお役に立てるよう頑張りますので、宜しくお願いいたします。ケアプランの自己作成をお考えの方は、ご相談くださいね。
辻本 悦子 百人百様の介護。会員の皆様が気楽に情報を交換し、助け合う横のつながりが広がっていくようになったらいいと思います。地域におけるミニ集いの開催がもう少し開け、気軽に肩を張らずにお話が出来るといいと思います。
倉橋 寛 介護の仕方は十人十色といいます。そして介護した事の有る者しか分からない事も沢山有ります。ストレスのある上での介護は続きません!「明るく笑顔の出る介護」が一番だと思っています。それと根気です。そんな介護ができるよう、皆さんと一緒に話し合いながら、一歩ずつ近づけていけたらと思っております。
岡野 幸枝 今年度世話人をさせていただく事になりました。微力ながら会長さんはじめ役員さん、皆さんのお役に立てればと思っています。何なりと言って頂ければ嬉しく思います。どうか宜しくお願いいたします。
藤本 園子 入会して本当によかったと思えるような仲間作りや、支えあいの輪を広げていきましょう。コスモスを6回発行する事と、ホームページの内容の充実が事務局としての目標です。皆さんの声をお聞かせください

《新入会員さんご紹介》・・・どうぞよろしくね!

M上R子さん
私は、長年一人で理髪店をしていた母の後を継いで、細々と営んでいます。母は昨年12月脳梗塞のため入院、4月退院後、要介護度5と認定され、現在在宅介護をしています。歩行は出来ませんが、右手が少し動くので食事はなんとか一人で食べれます。言語の方は喋れますが、92歳の高齢のため、軽度の痴呆の症状が有ります。
 この度、4月に入会させていただき、早速おむつの宅配をお世話になっています。パット、フラット等も毎日欠かす事の出来ないものですが、安価でお世話になり、有り難く感謝しています。今後は皆様方の御指導を受け、頑張りたいと思っています。何卒宜しくお願いいたします。

K東I助さん
この度、役員様のお勧めにより介護者の会に入会させて頂きました。私は痴呆症の88歳の父親を4年前から家内と介護しております。「明日はわが道」との信念のもと、懸命に要介護度3の父の介護に励んでおります。幸い週1回のデイサービスも嫌がらずに行き、又年4回程はショートステイにもお世話になっております。
今後共、先輩会員の皆様に種々御指導を頂きたいと願っております。
どうか宜しくお願いいたします。


お知らせ!

1、おむつの共同購入への取り組みについて・・・ご案内とお願い 
昨年来取り組んでまいりましたおむつの取扱ですが、多くの会員さんにご利用いただき、会の事業の1つとして確立しつつあります。
より効率的な注文と配達に向けて、今後少しずつ見直していきたいと考えています。
あくまでも皆さんの意見を反映させて行くつもりですので、忌たんの無いご意見をどしどしお聞かせくださいね。
*試行その1――地域によって連絡先を分ける
・ 東地区・・新保和子
・ 西地区・・藤本園子
・ 加佐地区・・由里義雄
*試行その2――注文日と配達日の指定
・注文は毎週月・火曜日とし、配達はその週のうちに行う。
・ 配達者は、注文のあった家を効率よく回れるように配達順序等を工夫する。
* 急な注文等には柔軟に対応していくつもりですので、気軽に担当者まで相談してくださいね。又しばらくやってみて、今後もよりよい取り組みが出来るよう変更していくかもしれません。
* 業者より購入いたしましたおむつの保管場所は、西舞鶴平野屋・ひまわり薬局さんのご理解、ご厚情のお蔭で、無料にて、JR東舞鶴駅近くのビルの1Fにお世話になっているのをご周知下さい。廉価での取扱を可能にしている事を会員一同感謝したいと思います。

2、6月23日の日帰り旅行の参加について
 5月末日までに日帰り旅行の出欠を、世話役が取りまとめる事になっています。今年初めての取り組みでもありますので、こぞってご参加ください。参加の場合は、バスの乗車場所も併せてご連絡くださいね。尚、秋には恒例の一泊旅行の実施も計画中です!!

3、7月21日の「わっ歯っは劇場」について
 舞鶴市健康増進課からのお誘いです。舞鶴市中総合会館、4階コミュニティホールにて。入場無料。13:00開場、13:30開演です。「魅せられて・嚥下体操」というお話で、出演、配役は全員歯科衛生士さんです。気分転換を兼ねてお出かけになりませんか。

4、会則について
 総会で会則の一部変更が承認されましたが、改めて内容をご確認いただくために、コスモスと一緒に会則を配付いたします。一度目を通して下さいね。


〈編集後記〉
先日ある会員さんと話していたら、「胸の中がいっぱいになってしまった。皆さんと話がしたい!」というお言葉を頂きましたので、急いでミニ集いの計画を入れました。同じ立場の人とお喋りをする事が、どんなに大切な時間かを改めて気づかされました。ほんの短い時間でも気軽に出席して下さいね。