|
舞鶴在宅介護者の会便り
|
No. 19
|
|
コ ス モ ス
|
発行2003/9
|
コスモスによせて 副会長 森 隆
この「コスモス」が皆様のお手元に届くころには、青空が限りなく広がり蝉の声が絶え間なく聞こえてきていると思います。お変わりありませんか。暑くなりからだも疲れやすい季節ですが、たくさん食べて体力つけてお過ごしいただきたいと思います。
さてこの会も3年を経過したところで、今春基礎をきづいていただいた役員さんから新しい役員への引継ぎを行っていただきましたが、旧役員さん本当にご苦労様でした。
この会が介護者にとって居心地の良いサロンであるようにと努力されてきましたが、私たちもそうあるように努力したいと思います。介護者も疲れもするし、ストレスもたまる。そんなときに誰かのちょっとの声かけ、おしゃべりが気持ちを楽にし、また介護にせいが出るのではと思っています。そんなささやかなボランティアがお互いに今以上にできるようになればと願っています。
一部に「現介護者の気持ちは現介護者にしかわからない。」という指摘がありましたが、介護を終えた会員の方は、介護者の気持ちをよくわかっているだけに、何かお手伝いができればと残っていただいている方ばかりです。この会は善意の固まりでなければ成り立ちませんので、現介護者の方もその善意の気持ちを理解していただきたいと思います。
まだよちよち歩きの会ですので、いろんな不満も出てこようかとは思いますが、お互いの気持ちを理解すれば不満も解消するものと思われます。これを機によりよい介護者の会となるよう、お互い手をたずさえていこうではありませんか。
暑くなる時期ですので、介護をされている方も、している方も水分補給を十分に行って、健康にお過ごしされますよう願っています。
◆
褥瘡(床ずれ)勉強会を開きました
6月25日(水) 新しく西舞鶴に完成した市民プラザの多目的室にて開催いたしました。 当日は用意したイスや資料が足りなくなるほど、多くの方が集まってくださいました。
今回は事業所のヘルパーさん達も参加してくださって、床ずれに対する関心の高さを実感しました。 床ずれと食事の関係や、色による進行の判断の仕方など興味深いお話もあり、講師さん・ひまわり薬局さんには心より感謝しています。 勉強会の後は、いつものように会員の近況報告等にぎやかなひと時を過ごすことが出来ました。
次回は東舞鶴にて開催したいと思います。どうぞお楽しみに。
◆終末を在宅で 森川 秀子
大正12年生まれの姉は私達の隣の家で勝手気ままに一人で過ごしていました。H13年7月に脳出血で倒れ、軽度の麻痺が残りました。主治医から厳しくリハビリを指示されたのに本人は意欲がなく、結局歩行不能者として2ヵ月後に退院しました。それに胃・胆嚢摘出などの既往歴があり、そのため病院嫌いになっていました。入院中家に帰りたい気持ちが人一倍強く「病院にはおかないで」と駄々をこね本当に手を焼きました。介護者の意見を十分汲んで作って戴いたケアプランに合わせて準備万端、私は姉の在宅介護を始めました。
オムツ交換は褥創防止のため1日6回、食事は胃を摘出しているので軟食1日5回、入浴はデイサービスで週1回、それに往診週1回を基本にし、介護者の負担軽減と休養をカバーするためショートステイ等を利用しました。ヘルパーさんとは出来るだけ顔を合わせ、また介護日誌で十分にコミニケイションを取り信頼を高めていましたので、留守をしても(緊急時は携帯電話)問題になるようなことはありませんでした。デイ利用の際には直前までの体調などを口頭により伝えました。ショートの際には介護日誌を持参したので、事業所で在宅中の様子を把握するのに参考にしていただき、利用期間中の様子も記入して下さいました。嘔吐の多い姉の状態から一番配慮したのが食事内容と摂取量でした。毎回グラム単位で摂取量を記入、それで1日のカロリー・水分摂取量を把握し、往診時に医師へ1週間の一覧表で報告しました。在宅介護を始めて1ヶ月くらいは慣れないことでそれなりに一生懸命でしたが、慣れるに随って要領が解りだんだんと時間に追われることもなくなり余裕が持てました。
姉は退院から徐々にレベルが下がり介護は増大しましたがケアマネ・医師・ヘルパーさんと常に話し合って、本人にとってより良い介護を目指し対応していきました。
介護サービスをより効果的に利用するには、ケアマネ・利用施設に利用目的と被介護者の状態を初めにはっきりと伝えることです。また状態に変化があれば、その都度報告してフォローすることです。「言ったら気を悪くさせないだろうか」と気遣うことなく不審・不満を感じた時も直ぐ質問、相談することが肝要です。
家族で話し合いを持ち、在宅介護を始めた当初においてケアマネ・主治医に「これから先、積極的な医療は望まない、終末も在宅で、本人に苦痛を与えない様に過ごさせたい」とこちらの意向を伝え了解を得ました。
終末には生気がなくなるのが手に取るように解りました。訴えも少なくなり、血圧・呼吸・脈拍に変化が見られ今日か、明日かと死が感じられる日が続き、心の準備をしながら待つ日々でした。当日(15年3月24日)はヘルパーさんに笑顔を作り頷いたりしていましたが、その後に呼吸停止となりました。本当に眠るかのような静かな最後でした。十分介護が出来たと思う気持ちもあったのか、老衰・自然死とはこの事だと感じました。入院して処置を受ければ、或いはもう少し生きながらえたかも知れません、しかし年齢・状態・本人の生気等を判断しながら、介護者は死の迎え方を心に決めておくことが大切だと思いす。
最後に、効率よく利用出来た介護制度と力合わせた家族の存在に感謝しています。
◆これまでの活動の反省として、会員同士の交流の不足があげられています。
より身近な交流を大切にしていきたいね・・という想いから、小さい班や地域ごとのミニ集会の開催を企画しています。介護の合間にちょっと自転車で集まって話をしたり、お昼ご飯を一緒に食べたりなど工夫してみてくださいね。
|
行永・南浜地区ミニ集会 7月6日 南公民館に8名が集まりました。
日頃人前では話せなかった介護の苦労はやはり語るも涙、聴くも涙、顔を付き合わせて話し合えたのはミニ集会ならではの成果でした。「悩み、辛い思いは仲間に吐露してストレスを解消し、さらに前向きに明るく介護を続けよう」を最後に3時間がすぎました。 |
|
6月22日(日)Am11:30〜Pm15:30 舞鶴ベイプラザにて、6名参加 介護についての学習会と会食 |
◆新入会員さんの紹介・・・どうぞよろしくね!
S藤T子さん
始めまして。実母(73歳)を娘と二人で助け合いながら介護しております。
介護して5年ぐらいになります。アルツハイマーで最初のうちは家庭内徘徊をしたり尿失禁をしたり大変でした。
今は介護度5でベッドと車イス生活ですが何とか頑張っています。
これから色々勉強させてください
お知らせ!
1、公開講演会in舞鶴 痴呆と向き合うくらし
日時: 平成15年9月28日(日) 午後1時30分〜4時30分 (開場午後12時30分)
場所: 舞鶴市中総合会館 4F コミュニティホール
内容: 基調講演 松下記念病院 森敏先生 「痴呆症−どうすれば予防できるか」
シンポジウム 「痴呆」かなと思った時・・・
・ 会員の小東猪之助さんがシンポジストとして話されます。(家族の立場)
・ 介護者の会の活動紹介や情報提供コーナーを予定しています。2、秋のほっとストリートinまいづる (健康ふくし祭り)
日時: 平成15年10月5日(日) 午前10時〜午後3時30分
場所: 東舞鶴 八島商店街及び周辺施設
・ 介護者の会は八島通りで「介護なんでも相談」として参加します。
遊びに来てくださいね!3、昼食会(バイキング)のお知らせ
日時: 平成15年10月19日(日)
場所: マーレたかた
・ 集合時間や送迎については近づきましたら連絡します。
・ 昨年は大好評でした。是非参加して楽しい時間を過ごしましょう!
4、高齢者の介護を考える集い
日時: 平成15年11月8日(土)
場所: 中舞鶴 中央公民館4Fホール
内容: 理学療法士のお話・映画の予定
詳細は追ってお知らせいたします。5、散髪はいかが?
以前からお世話になっている散髪ボランティアですが、一度お願いしてみませんか?
「わざわざ自宅に来ていただくのはちょっと・・・」という方は、ショートステイの際など施設にも行って下さいます。短時間で見違えるようにきれいになりますよ。(無料です)
申し込み・お問い合わせは、会員の竹内さんが窓口になってくださっていますのでお気軽にご相談ください。6、博愛苑公開勉強会
9月24日(水)13:30〜 博愛苑ロビーにて
以前介護者の会で勉強した「骨粗しょう症について」と内容は同じです。
もう一度聞きたい方や、以前聞き損なった方は行ってみませんか。予約の必要はありません。7、オムツが安いですよ
新しく入会された方で、オムツの共同購入についてご存じない方はありませんか?
特に尿パットとフラットはお買い得です。
値段や宅配方法については世話役さんまで気軽にお尋ねください。
編集後記
今年はお盆が過ぎてから本格的な暑さがやってきました。皆さんお変わりありませんか?
早くから原稿を書いていただきながら発行が遅れてしまいました事、心よりお詫び申し上げます。
秋はたくさんの行事があります。
お忙しい事と思いますが、少しでも時間を見つけ気分転換を兼ねてお越しくださいね。