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舞鶴在宅介護者の会便り
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No. 26
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コ ス モ ス
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発行2005/1
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◆今年もよろしく 会長 森 隆
雪景色の新年となりましたが、会員の皆様におかれましては、ご家族とともに穏やかな新年をお迎えになったこととお慶び申し上げます。昨年は、相次ぐ台風そして地震と落ち着かない 1 年でしたが、そんななかにあっても会員の皆様にたいへんお世話になって 5 周年記念行事を盛会のうちに終わらせることが出来ましたこと厚く御礼申し上げます。
今年は乙酉歳。「乙酉歳」というのは、バタバタと動き回らず心静かに次への準備をするのが良いのだそうで、次の 10 周年の時にはよりいっそう充実した会となるよう皆さんと共に考え、行動を起こしていくための準備の 1 年にしたいと思っています。
介護保険制度が始まって 5 年、施設や事業所もずいぶん充実してまいりましたが、依然として介護はきつく、また施設や事業所などに対する不満もなかなか解消されてはいないのが現実ではないでしょうか。これは介護保険制度が介護者に何かをしてくれると期待するあまり、現実とのギャップに苦しみ、不満もつのってくるのではないでしょうか。もちろん介護者一人ひとり事情が異なりますので、これがすべてとはいえませんが。
少し視点を変えてみて、「介護保険を上手につかって少し手抜きをしてやろう。」ぐらいの気持ちで介護をしていただけばよいのではないかと思っています。
この会には、介護経験者も会員として残ってくれていますし、介護相談員やケアマネージャ、看護師などの資格をもったかたもおられますので、それこそこの会を利用して少しでもゆとりの介護が出来るようにしていただきたいとおもいます。この会が介護の情報の「宝庫」となり、扉をあけると「手抜きの介護の宝物」(言葉は悪いですが)がいっぱい詰まっている、そんな会を目指していきたいとおもいます。
何はともあれ、皆様方のご健康とご多幸をお祈りすると共に、この会の発展にご尽力くださいますようお願い申し上げます。
◆5周年記念行事を振り返って
昨年 11 月 28 日(日)は、私達介護者の会が誕生して満5歳のお誕生日でした。 5 周年の行事について、4月の総会以来役員会でも相談を繰り返し、市民に向けての講演会と記念誌の作成に決定しました。
講演会の前に会員からのメッセージとして、介護経験者の織田さん、現在介護中の松岡さんに発表をお願いし、コーディネーターを森川さんにお世話になりました。施設志向の高まる中、在宅での介護のすばらしさやそのコツを参加者の皆さんにお伝えできたと思います。
講演会の講師には、北朝鮮による拉致で消息不明のご子息を捜しつつ、奥様を23年間介護された経験をお持ちの地村保さんにお願いしました。ご多忙の中、当日は小浜のご自宅から会場の西駅交流センターまで自ら運転してきて下さいました。息子さんを捜す活動を続けながら、自宅で寝ておられる奥様の介護はどんなに大変なことであったかと思いますが、「人として当然のこと」とさらりと話されました。「一生懸命看ていると話せない妻の気持ちがわかるようになる」とか「施設に迎えにいくと妻が本当に嬉しそうな顔をするので、早く連れて帰ってやろうと思う」という素朴な言葉の中にその人となりが感じられ、また介護の原点を教えられるような思いでした。 参加者が少ないのではと心配していましたが、当日は立ち見が出るほどの盛況となり会員の皆さんの地道な声かけのお陰と感謝いたしております。
講演会のあと、地村さんにもご参加頂いて舞鶴グランドホテルにて昼食会を開催しました。食事をしながら隠し芸などの余興ありカラオケありの大変楽しい時間でした。 また記念誌発行にあたり、お忙しい中原稿を書いていただきました皆さんには心からお礼申し上げます。様々な想いの詰まった手作りのすばらしい記念誌が出来上がりました。
最後になりましたがこの記念行事開催に当たり、地村さんに連絡を取っていただいた方々、当日の司会を引き受けて下さった森川洋子さんはじめ , 関わり支えていただいた皆さんにお礼申し上げます。 これからもこの会が末永く活動を続けていけるよう、そして舞鶴で暮らし続けることの小さな支えとなれるよう願ってやみません。(当日の講演をお聞きになりたい方は、録音 CD がありますので事務局までお知らせください。 )
◆ミニ集い 勉強会 『オムツの使い方』 森川 秀子
1 月 26 日(水) PM 13:30 〜 15:30 於:舞鶴北浜市民交流センター
私達在宅介護者は、オムツ扱かわずして何の介護か!というほど縁が深いものです。今更オムツの勉強会なんて!と思われたのか、参加者は少なく 1 2名でした。
現役介護者の松村さんがオムツの当て方、交換の仕方を丁寧にモデルを使い説明。同時に陰部、肛門周囲の清拭方法、褥創防止に腰部の暖かいタオルでの清拭、マッサージの仕方などのお話もありました。他の経験者も助言し合って、尿が漏れないようにする秘訣を習いました。訪問看護婦に排便管理、陰部洗浄をまかせることで介護者は助けられ、また本人も快適に過ごせる。病院では褥創が出来ても在宅では防止できると経験上で確信した言葉もありました。
会員以外の参加者はなるほどと何度もうなずかれ『このような経験をされている人の話が聞くことが出来、よい勉強ができた』と大変喜ばれ、今回のオムツ勉強会は大変有益なものになりました。
◆新入会員さんの紹介・・・どうぞヨロシクね!
(S賀 N美) はじめまして、私は実父の介護を始めてまだ半年そこそこの新米介護者です。分からないことが多くパニックになったり、落ち込んだりの毎日ですが、ミニミニ集いで皆さんのお話をお聴きしたり、辛いことを聴いてもらったりと良い会に入ることが出来たと喜んでいます。出来るだけ在宅介護をやって行きたいと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
(K村 S枝) こんにちは、私は脳出血の後遺症で半身麻痺となった夫を看て22年ですが、今では補助具をつければ自分のしたいことが出来る状態まで回復しております。夫婦とも高齢なのでしっかりと介護の勉強をしておきたいと入会しました。どうぞ皆さん仲間に入れてください。
(U田 M恵) 昨年は自然災害に各地が見舞われた年でした。今年は穏やかな年であって欲しいと願っております。 現在、核家族が増え、在宅介護者の方の精神的、肉体的のご苦労なさっておられると思います。昨年の8月頃、現在お母様を介護なさっている方から、介護者の会でミニ集い行事などがあり、会員の皆様はお互いに助け合って居られることを聞き、素晴らしいことと思いました。 92
歳のまだら痴呆の母に対して、在宅介護が必要となった場合、舞鶴在宅介護者の会の会員の方と同じ様な介護が出来たらと思い入会させて頂きました。 昨年の10月、母が転倒して大腿骨頚部骨折となり手術を受け、11月末に退院しました。在宅介護を考えたのですが、現在の状況では在宅介護は無理だとのこととなり、現在アザレアにお世話になっております。 3ヶ月後の入所する所は決まっておりますが、その後は決まっておりません、在宅介護をするようになれば会員の皆様のご指導をしていただきたいと思っております。宜しくお願いいたします。
◆ミ ニ 情 報 (松岡 幸代)
冬はカゼをひきやすい季節です。カゼの病原はウイルスです。ウイルスの特性を知ってカゼ対策に心がけましょう。
★ 部屋は加湿を …… ウイルスは暖房して乾燥した場所がだーいすき! ますます活発に活動します。冬は暖房により乾燥状態がヒートアップしています。 暖房+加湿=基本です。
★ うがいはこんな風に …… 口の中や喉には沢山のウイルスが付着しています。 最初からガラガラと喉の奥までうがいをしないこと。口の中のウイルスまで奥の方に持ち込むことになります。初めは口の中を2〜3回グジュグジュしてからガラガラうがいをする方がよいと言われています。
★ 使用済みテイシュはナイロン袋に入れて …… 鼻をかんだり痰を取ったテイシュはウイルスの巣です。これをゴミ箱にポイ捨てすると暖かい部屋中にウイルスが喜んで自由に飛び交い、他の人の鼻粘膜や咽喉に付着しカゼを発病する要因ともなります。使用済みテイシュはナイロン袋に入れて、口を閉じウイルスを閉じ込めてしまうことも一つの妙案 ……
★ 外出後は必ず手洗いとうがいを …… ウイルスは外から持ちこむ場合が多いようです。帰宅時は石鹸で丁寧に指間も洗いウガイを励行しましよう。介護者のあるご家族の方は特に気をつけたいものですね。
◆私の健康法 (由里 義雄 )
昭和 59 年 11 月、妻の介護が始まったのが動機で、我が身の健康を気遣うようになりました。もし腰痛になったり、通院しなければならないようになると二人暮らしの私は在宅介護ができないと思い、常に健康でありたいとの信念から我流で健康法を考え、以来 20 余年実行しております。 みなさん「当たるもハッケ」やってみては如何ですか。但し継続しなければ駄目ですね。
我流健康法 (毎朝食前、約 20 分〜 25 分)
竹踏み(孟宗竹を半分に割ったもの)両手で支えながら 足の裏には全神経のツボがあるといわれております。指先から踵まで足踏みをすることによりツボを刺激する。(私はかけ足をする)・・・ 1000 回約 15 分
膝、腿を高くあげ足踏みをする。・・・ 50 〜 60 回 約1分 両腕の屈伸(前方、上へ・両横へ力強く 20 回づつ繰り返す・・・約 1 分
両手首振り、両手首回し・・・約 1 分 腰回し(徐々に真後ろが見えるまで右から、左からと)・・・約 1 分
方の上げ下げと首回し・・・約 1 分
深呼吸(背伸ばし両手を真上に上げ、真横へおろし、下へおろす)・・・約 1 分
洗顔後、らっきょ酢を水で割り飲んだ後体操します。 以上の体操は冬でも素足でやります。(竹踏みの時足がすべらないよう)
**興味を持たれた方は、由里さんに実演していただかれたら如何でしょうか?
そのスピードには驚きますよ!****
◆発会5周年を迎え、今私の思い ( 由里 義雄 )
「原点に戻って・・・」という言葉を皆さんよく聞かれると思います。私たち介護者の会は丸5年を過ぎ、昨年は5周年記念の大会を催すことができましたが、これを機にもう一度発足時の原点を思い出し、目的達成のため努めなければならないと思います。介護から手が離れほっとし、自分を癒す間もなく、介護されている人々の支援・ケア等につとめていただいている方々については、本当に敬意を表したい。そしてさらに原点に戻り奮起していただきたいと思います。私たちの会は専従者を置かないで、介護しながら、またそれぞれ仕事を持ちながらのボランティア活動ですから、会員さんすべてのご要望に十分応えていくことができないことは言うまでもありませんが、いずれにしても『入会したい』『入会してよかった』といわれるような、そして社会福祉活動として評価が得られるような会にしなければならないと思います。
私が今地域で行っている主なことは、1:介護されている会員さん宅への友愛訪問。心のケアと実態の把握。2:オムツの必要な方への宅配。3:在宅で介護している人への入会勧誘・・・・等々です。地域ごとの交流会等工夫を凝らして催す場合は、介護されている方々がなるべく集まりやすいように近くで、短時間にする配慮が必要と思います。また以前実施した施設等への慰安訪問についても何とか今後実施するよう考えたいものと独り考えております。世話人さんには特に大変ご苦労さんですが、原点に立ち返ってリーダーシップを存分に発揮し、介護者の会活動に尽力していただきたいものと思います。
*ニュース拾い読み
+++ ホームヘルパーが行う、たんの吸引問題に決着 +++ 厚生労働省は、ホームヘルパーが在宅患者や在宅要介護者に対してたんの吸引を行うことを認める方針を決定しました。 これまで、たん吸引は医師法により、「医療行為」としてホームヘルパーには認められていませんでしたが、現実的には通常のホームヘルパーの業務として行われていることや、同省が行った試験結果により現実に則した形として認められることとなりました。これまで在宅介護でご苦労されてきた方にとっては、本当に朗報だと思います。
+++ 軽度の要介護者が増加 +++ 厚生労働省の調査により「要支援」「要介護 1 」が増加していることが明らかとなりました。介護保険制度施行時では、要介護認定者のうち約 40 %でしたが、 2003 年度末では約 48 %と、軽度の要介護者が増加しています。介護保険が広く認知された結果でもあるのでしょうが、人数をみると 102 万人から 183 万人と 80 万人の増加です。介護予防が大きな目標となっている次期介護保険制度改正ですが、こうした背景の数字が出てくるとその重要性がわかりますね。
+++ 来年度の介護保険料 +++ 厚生労働省が算出した来年度の介護保険料の見込み額は、全国平均で、月額 3,755 円となり、 284 円の増加となりました。月額 284 円は感覚的にはそれほど高くないかもしれませんが、パーセンテージで見ると 8 %の増加。一年で 8 %増とは…けっこうな勢いですよね…
◆お知らせ * 3 月のミニ集い ・・・
*簡単でおいしい季節の料理教室 日時: 3 月 24 日(木) 10 : 00 〜 場所:西舞鶴市民プラザ
1 F 料理教室 会費: 500 円 持ち物:エプロン、三角巾、ハンカチ 毎回好評の料理教室です。にぎやかに作って食べてストレス発散しましょう。 男性会員のご参加もお待ちしていますよ。
*平成 17 年度総会 日時: 4 月 24 日(日) 10 : 00 〜 場所:中舞鶴 中央公民館 4 F 研修室1・和室 年会費2000円をご持参ください。 午前中議事のあと、皆でお弁当を食べながら近況など話しましょう! 昼食からの参加も OK です。気軽に参加くださいね!! 送迎の必要な方はご相談ください。 出欠は世話人か事務局までお願いします。
*17年度世話役募集中! 忙しい時間を工夫して、一緒に頑張ってみませんか? 自分がしてほしいこと、みんなにしてあげたいことをかたちにしましょう。 無理のない範囲の参加で結構ですので、気軽にお申し出ください。
編集後記 16年度の行事も3月のミニ集いを残すのみとなりました。今年の活動はいかがでしたか? 少しでも現在介護されている方に参加していただけるようにとあれこれ企画しましたが、ご期待に添えなかったこともあったように思います。次年度には是非ご希望をお聞かせくださいね。春が遠く寒さ厳しい毎日ですが、どうぞご自愛ください