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舞鶴在宅介護者の会便り |
No. 29 |
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コ ス モ ス |
発行2005/11 |
=これからの介護は?= 副会長 市川 忠義
紅葉が日に日に色づきをまし、晩秋の野山に絵模様を演出してくれる今日この頃、会員の皆様お変わりなく頑張っておられますか。
10月からの介護保険制度の見直しで、施設と在宅介護の「負担の公平性」という観点から所得に応じた保険制度になり、施設入所の負担が多くなりました。これまでは施設に入所出来るなら助かると思っておられた方も、ショートステイ、デイサービスを活用して在宅介護で頑張って見ようと思われる方が多くなって頂ければよいと思います。
入所されている方の中には家に帰りたいと思っておられる方もおられます。これからは在宅介護者の会がより重要視されてくると思われますので、会はなお一層のきめ細かい充実した支援をして行くことが求められると思います。
介護者の方は自分自身の健康にも充分気をつけて、会の集い等に参加し、親睦を深め、心身ともにリフレッシュしながら、日々の介護に役立てて戴きたいと思います。
最近、私は「美山町へ10Kのウオーキング」と「信州蓼科温泉」へと紅葉真っ盛りを満喫、季節を楽しんで心身ともにリフレッシュしました。
◆介護セミナー・・パネルディスカッション『認知症問題を考える』 森川 秀子
パネラーは家族、施設、医師との各代表3名の方々、発表の要旨は以下のとおりです。
*「呆け老人をかかえる家族の会代表」
認知症を抱える家族には4つの苦労があると言われる。
1、精神的な疲れ―苦しみは毎日
2、家庭生活の混乱―平穏な家庭生活が破られる
3、先行き不安―この状態がいつまで続くのか?
4、孤立無援の状況―介護者の苦労を周囲の人は分からない家族はこの様な苦労で疲労困憊の大変な毎日だが、福祉施設への入所は難しい現状ではやはり在宅で頑張らねばならないのです。
*「高齢者総合福祉施設 虹ヶ丘施設長」
施設では「その人らしい暮らしをして頂く」よう努めている。3大介護の『排泄・食事・入浴』をいかにこなすかが施設の重要課題である。基準介護は 入所者3人に職員1人の割合であるが、良いケアをするには人手がかかり、現状では 2.8 人:1人 の割合となっている、今回の改正により入所費用の個人負担が増えるのに施設の収入は増えるわけでなくむしろ収入減となり、そのしわよせのため職員数が減ってしまう、施設はサービスの質が落ちないよう努力はしている。認知症の方は人格的に全部がダメになっているわけではないので、その人が持っている力を引き出し、自分で出来ることはして頂くという介護方針でやっているが、それには職員の力が求められ職員の研鑽を行っている。
*「黒田神経内科理事長」
認知症は生活習慣病であると言われる。認知症の人との対応は説得より納得すること、社会とのあり方によってコントロールが可能。2/3は薬物療法で進行を抑えられるので早期診断、早期治療が大切で診療は専門医を選ぶことが大切。家族は?認知症を隠さない。?サービスの利用、通所サービスは良い効果がある。?何らかの家族の会に参加すること。?認知症の要介護度は低く出やすいので、不満に思う時は主治医に申し出る。そして「ボケを恥じない、隠さない」。介護者は認知症のことを知る。身近な人に対して症状が強く出る。本人は過去に生きている。一人で介護するのではなく仲間を作り、みんなの力を合わせる。介護保険のサービスは効果的に利用する。
以上、それぞれの先生方から大変参考になる話をして頂きました。制度や行政に文句ばかり言うのでなく、まず自分の知識を高め認知症を理解して介護に当たり、自分自身もストレスに負けないよう、適当に息抜きの場を持ち健康で介護をしたいものです。
介護者の会では、ミニ集会で勉強の場もあり、ストレスも発散できるおしゃべりの場、お食事会等々あります。集会に参加して仲間の輪に入って賢い介護者になりましょう。
◆日帰り旅行 『萬徳寺と一滴文庫』 I谷 S子
9月25日 東舞鶴駅前を9時半出発、秋の若狭路へと走る。車窓の景色は緑の木立、刈田に深紅のヒガンバナが秋を彩っている。
小1時間たったころ萬徳寺に着く。
私は認知症の主人を介護していて、神も仏もあるものかと、どうしたら救われるのかと疲労困憊から一時期思ったこともありましたが、歴史文化をもたらされた歴史あるお寺を拝観させて頂き,また 枯山水風で白砂の静かな庭を眺めると、心が洗われるような気がしました。ここで少し反省をして阿弥陀さまに手をあわせて、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀佛・・・
「時間ですよ、車に乗ってください」の声が聞こえた、もう少し時間が欲しいとおもいま した。名残惜しみつつ・・・。次の行き先 若州一滴文庫へと向かった。
水上勉先生の文学は地域と密着したものがあって数冊を読ませていただいていますがもっともっと読書をしていきたくなりました、
展示物を観て、書、絵画等のすばらしいのに感動と癒しを覚え活力までいただきました。庭になんじゃもんじゃの木があり黒い実を拾ってきました、この木に花が咲くころまで生きているかなと思いながら持って帰りました。
12時半『鼓松』着
みんなが笑顔で迎えてくださり人情あふれた方々だなとうれしくなりました。お膳に着き、会長の挨拶後ご馳走になり私のおなかのむしはびっくりしたことでしょう。
カラオケが始まりだしました
市川さんから始まり歌うわ!踊るわ!にぎやかなこと家では聞けない明るい大声の笑い、みんなはすっかり介護のこと家の事も忘れて陽気になり楽しいひと時を過ごしました。
3時過ぎになり帰路へと向かう。
車中もおしゃべりの連続、でもそれぞれが今抱えている悩みや介護の話しとなり、この会はすばらしい、入ってよかったとみんなの一致した声となりました。今日、元気でこの催しに参加できたことを感謝し、また、お世話役の方々本当に有難うございました。
帰着後すぐにこの原稿を書いている今もまだ余韻にひたっています。
◆『秋のホットストリートinまいづる』に参加して 森川 秀子
10月9日(日)9名の参加で「介護なんでも相談」と「にぎりっこ」「らくらくパジャマ」の展示をしました。
東舞鶴八島アーケード商店街のなか、私達福祉関係は3条通りから4条通りの間で、30人近い人が私達のコーナーを訪れてくださいました。
中には介護者が倒れてしまわれそうな深刻な相談、おむつの尿漏れを如何すれば‥‥の相談等がありました。
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「にぎりっこ」、「らくらくパジャマ」も見てくださり、「にぎりっこ」は10個も売れました。介護・医療関係者の方は両方とも興味深く手に取り「良く考えて作られている」と褒めてくださり介護者の会の鼻が少し高くなりました。
◆『与保呂収穫祭』に参加して M村 M子
10月16日(日) 与保呂収穫祭に介護者の会も出店させてもらいました。
前日は雨降りの中での準備、当日のことが不安でしたが、なんと収穫祭にふさわしい晴天になりました。
ビニールハウスの中での限られたスペース、「らくらくパジャマ」「にぎりっこ」シフォンケーキ等を並べ、お客さんを呼び込み、パジャマ、にぎりっこの説明をすると「ええっ!作ったの!!」ではじまりとても感心されました。介護者の会の活動PRもしっかりしました。
私達も近所付き合いを兼ねて新鮮な野菜やおはぎ、コロッケ、たこ焼きなど等買い楽しい1日でした。
来年は皆さんも収穫祭に参加してください、きっとリフレッシュできますよ。
10 月度ミニ集い「介護保険制度改革について」より 会長 森 隆
10 月 19 日舞鶴市長寿社会推進課・児玉課長にお越しいただき平成 18 年 4 月施行(一部平成 17 年 10 月施行)の改訂の内容について説明をいただきました。
介護保険制度開始から 5 年を経過した今、要介護認定者は86%増と 2 倍近くに増え、この内要支援・要介護 1 が136%増と大幅な増加、この要介護認定者の増加に伴い給付金の額も膨大なものとなり、この制度維持のために早急な見直しが求められています。
今回のいくつかある改正の主な内容は次のとおりです。
特養老人ホームの入所者の利用負担金増。但し利用者の所得による。在宅介護の場合の経費との公平性をはかる。
要支援及び要介護 1 を要支援1、要支援2、要介護1に区分けし、リハビリ等の実施により重度化を防止する。
介護予備軍に対しては、要支援・要介護状態にならないための健康教室などのサービスの実施。
その他
上記のうち(1)についてはすでにこの 10 月から実施されており、(2)以降は現在具体的な内容が検討されていて来年 4 月から実施に移されることになっています。
いずれにしても利用者の負担が増えることは残念なことではありますが、この介護保険制度が本来の目的である在宅介護に重点をおいた制度へと戻りつつ、また要支援・要介護状態になることの防止や重度化防止については、今後の私たち自身の問題として、十分に熟知していきたいとおもいます。
詳しくお知りになりたい方は事務局へご連絡ください。
◆お知らせ
1)共同購入品“オムツ”のお知らせ
<品目/価格 はHPへの掲載を控えさせて頂きました >
*上記のリフレ製品には消臭トリマーが使われています。
*本人に優しい、品質が良いとリフレの購入希望者があり、このメーカーを選び仕入をしました。尿の吸収量が多いです。
*オムツはその人に合ったものを選びましょう。リフレは尿もれ防止のギャザーを立てると「はくパンツ」または「テープ式おむつ」と「パット」の2枚で充分です。尿漏れしやすい方、オムツに悩んでおられる方、相談にのります。事務局まで連絡(電話)を下さい。
2)『紙おむつ類専用袋』の申請は済みましたか!?
舞鶴市ではごみの減量・資源化を進めるため、指定ごみ袋制による「ごみの有料化」が10月から始まっています。
指定の高い袋を買わなくてはならなくなったわけですが、減量の工夫が難しい「紙おむつ類」は 無料 の紙おむつ専用袋(20リットル)がいただけます。
(申請1回につき50枚、年間100枚)
この袋には生ごみやその他のごみを入れたら駄目ですよ。この無料の袋は市役所に行き、申請しなくてはなりません。皆さん申請して使っていますか?
まだの人は直ぐ市役所に行ってください。また自分で行けない人は 介護者の会の世話役か、事務局まで電話をしてください。
おむつが多くて入りきらないときは生ごみの方に入れても差し支えないとのことです。
3)12月のミニ集いのお知らせ・・・料理教室です!!
日時:12月5日(月)午前9時15分からお昼まで
場所:西舞鶴 マナイ通りの市民プラザ
会費:無料
内容:乳製品を使った料理
持ち物:エプロン、三角巾大好評の料理教室です。皆さんのご参加お待ちしています。
参加の締め切りは11月27日(日)までに事務局まで。(今回は会員のみ対象です)
詳細は、世話役さんまでお尋ねください。
《編集後記》・・・本の紹介を二冊
『痴呆の人の思い、家族の思い』
著者名 (社)呆け老人をかかえる家族の会
出版社名 中央法規出版
価格 1,680 円(税込み)呆け老人をかかえる家族の会 (国際名:日本アルツハイマー病協会)が、20年に亘る活動の中で感じてきた「ぼけても何もわからなくなるわけではない、心は生きている」ことを広く理解してもらうために、家族の手記をまとめた本です。
2002年に全国的に行った「家族を通じてぼけの人の思いを知る調査」の結果をもとに、 本人と家族の不安・悲しみ・喜び・思い出が描かれています。それぞれの手記は簡潔なものですが、筆致が抑えられているからこそ、凝縮された本人の思い、家族の愛情や苦悩がストレートに伝わります。
『ほっとくる』
編集・発行 主婦の友社
価格 690 円(税込)『ほっとくる』は、実際に在宅で介護している人や行っていた人が登場し、介護のアイデアを紹介したり、悩みや感動を共有する読者参加型介護雑誌です。
有名人の介護体験のインタビュー、在宅介護100のアイデア、介護保険を上手に使う工夫、住宅改装・改築アイデア、上手なコミュニケーション、介護予防、遠距離介護、男の介護など多種多様な情報が図表やイラスト付きで掲載されています。 読めばきっと得する情報が得られるでしょう。
***寒くなりましたが、如何お過ごしですか? たくさん原稿を寄せていただき感謝しています。皆さんもお忙しい事と思いますが、一つでも行事に参加されますようお待ちしています。インフルエンザの予防接種は済まされましたか?介護者が倒れてしまわないように気をつけましょうね。***