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舞鶴在宅介護者の会便り |
No. 30 |
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コ ス モ ス |
発行2006/2 |
◆年のはじめのご挨拶 会 長 森 隆
年末から年始にかけての記録的な大雪。幸いなことにすばらしい快晴のなか、みなさまもご家族そろって気持ちのよい新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。
昨年は大きな行事もなく落ち着いた活動を行ってきましたので、活気がやや薄れたような感もありましたが、会員自らの発案工夫による「にぎりっこ」や「らくらくパジャマ」の誕生そして販売など会の活動を元気付け、またチームワークの良さを発揮していただいたことは誠に喜ばしい限りです。
また、大学生の介護実習への協力、聖心女子大研究生のアンケートへの協力をはじめ新たな活動も生まれてきており、皆様のお手をわずらわせてはおりますが、この会の存在が少しずつ市民のなかに浸透してきているように思います。
介護保険の改正など私たちを取り巻く環境は、ふたたび変化を迎えようとしていますが、この会がどんな変化にも対応し、皆様にとってさらに心地よい居場所となるよう手をつないでいこうではありませんか。
春はすぐそこにきています。みなさまとご家族にとって本年もよりよい年となるようお祈り申し上げます。
◆平成18年 明けましておめでとうございます。 崎山 みさ子
元旦からめでたい初日の出がみられとても嬉しく「楽しい1年であります様に」と新しい年の始まりにお願いいたしました。
人それぞれ百人百色、十人十色の生き方がありますように、私もあまり肩に力を入れないで、アッハッハと笑って過ごせる日々を送りたいです。
私の介護歴は、自然環境がとても良い家で、経済的にもそれなりに恵まれ、主人の協力もあって、義母を看て介護生活が17年に入ろうとしております。何かあれば、どんな時も、どんな時も自分は自分らしくと心に思いながら、いつかは介護をしなくてもよい日が来るまでとプラス思考で年を重ねています。私は在宅介護の基本は何より家族の協力があるからこそ続けていけるのだと思っています。
◆認知症の便失禁・弄便について
便失禁は記憶障害や認知障害により、トイレの場所が分からない、トイレの使い方がわからないなどの背景で起こります。トイレ以外の場所で排便をする、便のついたオムツを外す、便をいじったり口に持っていくなどの行為が現れることもあります。
1、観察ポイント
トイレの場所や使い方は分かるか
排便パターンは?
便の状態は?
便秘傾向か(下剤を服用しているか。食事量は?)
排便のサインはあるか
オムツは身体に合っているか
かゆみやとこずれはないか
汚れた物ときれいな物と区別はつくか
オムツを外すことが頻発するか
便をいじることがあるか2、期待する目標
便失禁、便いじりの回数が減る、或いはしなくなる
3、ケアのポイント
「朝食を食べた後に排便することが多い」「排便したくなると落ち着きがなくなる」など個人個人の排便パターンやサインがある程度分かったら、積極的にトイレに誘導するようにします。排便票を作って記入すると、兆候がつかみやすくなります。
下着やオムツに排便したことが分かった場合、すぐに清潔にすることは言うまでもありません。そのままにしておくと、オムツを外したり、自分なりに始末しようとして便をいじったり壁にこすりつけるなどの行為が現れることもあります。
排泄パターンを知って、早めに対応する(トイレ誘導)
汚れたらそのままにしない
皮膚疾患(ただれ、湿疹、乾燥)への対応をする
便秘を予防する(食事量の確保、水分補給、適度な運動)4、してはいけないこと
自尊心を傷つけないように、言動に注意する必要があります。オムツをはずしたり、便をいじる傾向の強いお年寄りに、安易なつなぎ服を着せることは禁物です。こうした行為が起きないようなケアをしてこそ、愛情のある介護といえます。
失敗を責める
叱る
自尊心を傷つける言動をする
安易につなぎ服を着せる
他人の前で後始末をする(カーテン、衝立) 「介護ブックス」より
◆ チョットお耳を ‥‥ カゼの予防 松岡幸代
カゼやインフルエンザは最も身近な病気の一つですが、古今東西を問わず私たちを苦しめてきました。
また、数年来新型インフルエンザが出現し、私たちを脅かしています。新型インフルエンザとは毒性が強く病原性も高い、鳥インフエンザのウイルス ( H5N1型)が突然変異を起こし、鳥から人へ、人から人へと容易に感染し流行する恐れもあり、ウイルス性のカゼのなかでは最も警戒する必要があるといわれています。
このウイルスは、新型なので世界中の人に免疫がありません。従って地球規模での大流行が危惧されています。その症状は一般的なカゼ症状に加えて40度前後の高熱、頭痛、関節痛、全身のだるさ、脱力感など、さらに肺炎や心不全を併発する場合もあるようです。
今までにベトナム、タイ、中国などで新型インフルエンザによる死者が80人以上もでているようです。
昨年は12月から大雪になり、いつもの年より寒さが長くつづいていることもあり、
1月に入ってから舞鶴でもA型インフルエンザが流行しています。多少個人差はありますがその症状は発熱、のどの痛み、腰痛、関節痛などです。
カゼの予防はなんと言っても、帰宅時のうがい(ブクブク3回、ガラガラ3回、ブクブク3回)と手洗い(指の間も念入りに)が基本です。それと同時にバランスの取れた食事と、充分な睡眠により人間が本来持ち合わせている、自然治癒力=免疫力を高めることです。免疫力が高ければ、もしウイルスに感染しても症状は軽く経過し、早く治癒するといわれています。
また空気が乾燥しているこの時期は、ノロウイルス(嘔吐、下痢)も活発に活動します。
ご家族を在宅で介護なさっていらっしゃる方々は、特にこれらの基本を確実に守ってください。そしてウイルスを家に持ち込まない、広げないことを心がけていただき健康でこの冬を乗り切っていただきたいと思います。
《効果的なうがいの仕方は?》 矢口四弘
うがいの理想は4〜5時間ごとですが、朝昼晩就寝時など1日4回は必要です。
うがいの前によく手を洗うことも必要です。
まずブクブクとやって吐き出します(3度繰り返し口の汚れを取る)
次に上を向き、のどに届くよう5〜10秒程度ガラガラとやります
最後にもう一度うがい(ブクブク)をして終わりです*口内に入ったウイルスや細菌は、早ければ数時間で増殖を始めます。1個のウイルスは1日で100万個ぐらいの量になります。うがいや手洗いなどで、のどからバイ菌が体内に侵入する前に落としてしまう単純な予防法が、意外に効果を発揮します。
H18 年 1 月 9 日読売新聞「迫り来る新型インフルエンザにどう対処するか」参考抜粋
◆料理教室に参加して 富樫眞佐子
昨年の 12 月 5 日に市民プラザで乳製品を使った料理教室を開催しました。会員からは 5 名の方に参加していただき、その中の 2 人は始めての参加でした。当日は朝から雪が舞い散るとても寒い日でしたが、集まられた皆さんは、元気に明るく、にぎやかに楽しく料理を作られました。毎日の生活の中でいろいろ大変な事があると思いますが、ほんのひと時でも、何もかも忘れて集中できる時間をと、年に数回料理教室を開催しております。
*当日の料理の献立を紹介します。
ミルク入りひじきバーグ
さつま芋のヨーグルトサラダ
ブロッコリーのじゃこソース
まろやかミルク白玉初めての参加者の人で、早速ミルク入りひじきバーグを作られ、家族の人達からとてもおいしいとほめられ好評でしたと、喜んでおられました。私も、さつまいものヨーグルトサラダも何回も作り、たくさんの人に試食してもらい好評でした。料理は誰かに食べてもらうことにより、腕も上がり、気持ちにも張りが出てくるのではないかと感じています。一人暮らしの私は、自分自身に最高の手料理でもてなしをと、日頃から考えていますが、つい今までの手馴れた料理になり、料理の腕がなかなか上達しそうにありません。
乳製品の料理で学んだことを紹介しますと、今話題の新食習慣「3−A−Day」です。この意味は、毎日の食生活に牛乳・ヨーグルト・チーズを取り入れて栄養バランスのよい食習慣を身につけましょうという呼びかけです。 1 日 3 回 3 品を自由な組み合わせでたべる。それだけの簡単なルールです。手軽なカルシウム補給に理想的な健康食習慣を、みなさん今日から始めてみませんか。
◆お知らせ
♪ミニ集いのお知らせ
2月 《 ボーリング大会 》
日 時 : 2月23日(木) 13:00 〜 14:00
場 所 : マリンボール
費 用 : 1ゲーム、貸シューズ代金は各自負担表彰 第1位、第2位、第3位 豪華?賞品を差し上げます。
昔を思い出して奮闘しましょう 思い切って参加してください。3月 《 施設へのボランティア慰問 》
日 時 : 3月13日(月) 14:00 〜 15:00
場 所 : すこやかの森
お手すきの方参加、手伝いをお願いいたします。共同購入のオムツ価格をお知らせいたします。
ご希望の方は各地域の世話役さんに申し込んでください。お届けいたします。
18年度総会のお知らせ
皆さん!!今から総会に出席できるよう、介護に心配のない段取りをよろしく!
日時:4月16日(日) 10 時から (午後は講習会)
場所:中総合会館 4階
昼食:お弁当を準備します (会員は無料、会員外は申込み者に限り実費で準備)・ 私達の会です。総会に出て会の運営等を知り、仲間とお出会いください。
・午前だけ、午後だけの参加も結構です。午前だけの方にはお持ち帰りのお弁当を渡します。
午後だけ参加の方は昼食の時間をみて12時頃お越しください。 午後1時からの排泄についての講習会 はオムツフィッター、看護師、オムツメーカー等によって実施します。介護をしている方は今のおむつの仕方でいいのか再チェック、介護をしていない方は今から排泄の勉強をしておくことは将来に向けとても良いことです。
(3月に上記の件について出席、不参加の記載をしていただく「お知らせ」、
一般者向けのチラシを配布いたします。お知り合いの方々をお誘いください。)
《編集後記》平成18年度の介護保険制度改定で、一段と在宅への誘導が始まり、病院では、さらなる平均在院日数の短縮がなされ、訪問診療をはじめとする在宅医療への誘導が行われます。医療、介護ともに在宅誘導が促進されていくようです。
世の中の仕組みや思惑に振り回されないようにしたいな・・・、
受身にならずにきちんと制度を理解していきたいな・・・、
そのためにも相談できる人の存在は不可欠だな・・・、
そして在宅での苦労や工夫や思いを共有していくことは益々必要になるはずだな・・・
などとあれこれ考えています。
最後になりましたが皆さんのお陰で、コスモスは30号を迎えることが出来ました。これからもどうぞよろしく!春が待ち遠しいね。