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舞鶴在宅介護者の会便り |
No. 34 |
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コ ス モ ス |
発行2007/2 |
◆新年あけましておめでとうございます
会長 由里義雄
会員の皆様には、平成19年の新春を心新たにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
私達の会は、在宅で介護しているもの、同じ境遇にあるもの、又、介護経験者、そして心温まる協力者等の「一人悩まず共に助け合おう」とのもとに多彩な活動を揚げ積極的に努めてまいりました。
お陰様で今年は発足8年を迎える希望の年となりました。言うまでもなく高齢化社会への福祉対策は、このままではとても追いつかず現状はきびしく、益々ひどくなることは確実視されております。そこで私は、可能な限り在宅介護を強調し、地域のみんなでこれを支えていくことを強く要望したいと思っております。
一方「舞鶴在宅介護者の会」に対する地域での評価は序々にされつつありますが、これもすべて会員皆様の今後の活動如何によるものと思います。
新年にあたって、もう一つ皆様にお願い申し上げたいと思いますのは、常に健康に留意して頂くこと、そして「コミュニケーションと協調性」を図ることが大切であることをお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。
西地区ミニ集い報告
辻本悦子
1月19日(金)西総合会館4Fに於いてミニ集会が開催されました。西地区では2回目です。前回は少人数でしたので今回はどうかな?と心配しておりましたが、遠く東地区からも参加していただいて18名の参加となりました。
会員の織田さんと濱口さんにより認知証と在宅介護についてお話をしていただき、その後で会員の福島さんのお店のスイートポテトとコーヒーで、楽しい座談会となりました。
認知症の人は高音がストレスになり何事においても、初めてのことになるので何をしたいのか先を読んであげて、ゆっくりやさしく、穏やかに接することが大事だそうです。
在宅介護においても答えを求めず、相手の立場を考えてその人に合った介護をする、介護をしている人の経験談もいいけど、失敗談を語り合ったほうがよい。在宅介護をしている人を誉めて励ましてあげるのがよい等、大変よいお話をしていただきました。
介護する人は常に心を寄り添わせて、自分だったらこうして欲しいと思うことをさせていただいたらいいのかなと思っています。
介護されている方はなかなか出にくいでしょうが、ぜひミニ集いに参加してください。きっと何か元気をいただけると思います。
◆「地域介護者の集い」への協力参加について
由 里
以前は、「高齢者の介護を考える集い」ということで、市・社協・医師会・民生委員協議
会等の主催により、年1回実施されておりましたが、これが3年前より地域ごとに社協・地域民生委員会の主催のもとに、「地域介護者の集い」として年1回その地域で実施されることとなり、1昨年・昨年と社協から要請を受け協力して参加しております。
昨年は、11月25日大浦会館に於いて地域住民・民生委員約20名参加のもと次のとおり実施されました。(私たちの会からは由里、新保、辻本3名出席)
社協の馬場介護福祉士より「身体に負担をかけない介護の仕方」について講話
舞鶴在宅介護者の会の概要、在宅介護経験について、在宅介護の必要性と地域全体での支え等々について由里より説明
効果的なオムツの利用法、改良パジャマ、にぎりっこ等について新保、辻本より説明
◆優しい心を持ち在宅介護で
由里会長
高齢化が進む中、もはや子供たちも団塊の世代といわれ、高齢者の仲間入りの状態となりました。こうした状況を踏まえ、夫婦間はもちろん、親子間でいずれかが要介護状態になった場合のことを今から十分考えておく必要があると思います。
私は妻を十五年余り在宅介護した経験があるだけに、その思いを余計に痛感しています。当時は介護保険制度実施前でしたが、私はまだ体力もあり、介護優先の生活ができました。
ところが最近では、核家族化や共働きの世帯が増え、二十年ほど前とは生活環境も大きく変わりました。親の介護が必要となっても勤め優先で、介護施設への入所を望むケースも増えました。
私には、やむを得ない場合は除くが、親の労苦に報いるためにも誰もが在宅で介護する優しい心を持ってほしい気持ちがあります。
「常に相手の立場に立って考え、行動する」。これは私の人生訓ですが、最近の一般感覚ではこのことが若干乏しいように思われます。「親の背を見て子は育つ」といいますが、私はこの言葉を親御さんたちにあらためて申し上げておきたいと思います。
お知らせ
・2月ミニ集会 日時:2月21日(水) 1時半〜3時頃まで
場所:中総合会館 F4 研修室1
内容:「懇談会」
* おしゃべり会です。気楽に参加して下さいね。
・3月ミニ集会 日時:3月15日(木) 1時半〜3時頃まで
場所:中総合会館 F4 401会議室
内容:「在宅介護について」
濱口社会福祉士さんより 分かり易い在宅介護についての良いお話です。会員以外の方達もお誘いください。
また介護についての質問等も丁寧にお答え下さいます。
・総 会 日時:4月15日(日) 10時〜3時頃まで
場所:中総合会館 F4 401会議室
出席していただけますよう予定しておいて下さい。
* 昼食は、ふれあい工房の美味しいお弁当を準備します。
年会費2000円ご準備ください。
税の申告シーズンとなりました。
介護保険サービスの一部も医療費控除の対価になりますよ。
1:医療費控除の対象となる介護保険制度下での施設サービスの対価
医療費控除の対象となる施設サービスの対価の概要
施 設 名
医療費控除の対象
医療費控除の対象外
指定介護老人福祉施設
【特別養護老人ホーム】施設サービスの対価(介護費、食費及び居住費)として支払った額の 2 分の 1 に相当する金額
日常生活費
特別なサービス費用介護老人保健施設
施設サービスの対価(介護費、食費及び居住費)として支払った額
同上
指定介護療養型医療施設
【療養型病床群】同上
同上
( 注 ) 1 介護保険法の改正(平成 17 年 10 月 1 日施行)により、施設サービスの対価のうち居住費及び食費が介護保険給付対象外となりましたが、自己負担額(指定介護老人福祉施設については 1/2 相当額)は医療費控除の対象となります。
2 介護保険法の施行日(平成 12 年 4 月 1 日)時点において、指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)に入所している人の施設サービスの対価に係る自己負担額は、従来どおり応能負担の考え方に基づいて算出され、療養上の世話等の提供の状況に応じたものとはいえないことから、医療費控除の対象外となります。
3 日常生活費とは、理美容代やその他施設サービス等にいて提供される便宜のうち、日常生活においても通常必要となるものの費用で、その入所者に負担させることが適当と認められるものです。なお、おむつ代は介護サービス費用の中に含まれ、介護保険給付の対象となり、自己負担額が医療費控除の対象になります。
4 介護老人保健施設及び指定介護療養型医療施設の個室等の特別室の使用料(診療又は治療を受けるためにやむを得ず支払うものに限る。)は医療費控除の対象となります。
5 指定介護老人福祉施設等が発行する領収書に、医療費控除の対象となる金額が記載されます。
6 高額介護サービス費として払い戻しを受けた場合は、その高額介護サービス費を医療費の金額から差し引いて医療費控除の金額の計算をすることとなります。
なお、指定介護老人福祉施設の施設サービス費に係る自己負担額のみに対する高額介護サービス費については、 2 分の 1 に相当する金額を医療費の金額から差し引いて医療費控除の金額を計算することとなりますのでご注意下さい。2:医療費控除の対象となる介護保険制度下での居宅サービスの対価
医療費控除の対象となる居宅サービスの対価の概要
居宅サービスの種類
医療費控除の対象となる居宅サービス
・訪問看護
・訪問リハビリテーション
・居宅療養管理指導【医療機関でのディサービス】
・短期入所療養介護【ショートステイ】上記の居宅サービスと併せて利用する場合のみ医療費控除の対象となるもの
・訪問介護【ホームヘルプサービス】(生活援助(調理、洗濯、掃除等の家事の援助)中心型を除きます。)
・訪問入浴介護
・通所介護【デイサービス】
・短期入所生活介護【ショートステイ】医療費控除の対象外となる介護保険居宅サービス
・認知症対応型共同生活介護【認知症高齢者グループホーム】
・特定施設入所者生活介護【有料老人ホーム等】
・福祉用具貸与
( 注) 1 指定居宅サービス事業者(居宅サービスを提供する事業者で都道府県知事が指定するものを言います。)等が発行する領収書に、医療費控除の対象となる医療費の額が記載されてこととなっています。
2 交通費のうち、通所リハビリテーションや短期入所療養介護を受けるため、介護老人保健施設や指定介護療養型医療施設へ通う際に支払う費用で、通常必要なものは医療費控除の対象となります。また、通所介護及び短期入所生活介護を受けるため、特別養護老人ホームや老人福祉センター等へ通う際に支払う通常必要な交通費は、通所介護又は短期入所生活介護の居宅サービスが医療費控除の対象となります。
3 高額介護サービス費として払戻しを受けた場合は、その高額介護サービス費を医療費の金額から差し引いて医療費控除の金額を計算することとなります。
・・・ 寝たきり者のおむつ代の医療費控除について ・・・
「おむつ使用証明書」により、医師による治療を受けるため直接必要な費用であることが明らかにされたものについては、医療費控除の対象となります。
傷病によりおおむね 6 か月以上にわたり寝たきりであり、医師の治療を受けている者 のおむつ代は、医師による治療を受けるため直接必要な費用として、医療費控除の対象となります。
なお、おむつ代について医療費控除を受けるためには、その者の治療を行っている医師が発行した「おむつ使用証明書」と、支出したおむつ代の領収書を、確定申告書に添付するか、確定申告書を提出する際に提示することが必要です。
また、おむつ代について「医療費控除」を受ける場合、 1 年目は医療機関の発行する「おむつ使用証明書」が必要ですが、 2 年目以降はこれに代え「おむつ代の医療費控除に係る確認書」で申告することができます。この確認書は要介護認定者が、下記の要件を満たしている場合に、申請により市町村が発行するものです。
・おむつ代について医療費控除を受けるのが 2 年目以降であること
・「主治医意見書」(※ 1 )の作成日がおむつを使用した当該年に作成されたものであること
・「主治医意見書」の「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)」(※ 2 )が「B1・B2・C1・C2」であること
・「主治医意見書」の「尿失禁発生の可能性」欄が「あり」となっていること
(※ 1 )「主治医意見書」とは要介護認定の際に主治医が作成した書類です。
(※ 2 )「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)」とは、主治医が対象者の日常生活における自立の程度を評価し、全国で統一された判定基準に照らし合わせてランク付けされたものです。
《ケア家族の知恵袋・・・・ 東芝ケアコミュニティより抜粋 》
*食事で物をこぼす事が多くなってきたとき、家では母に上まであるエプロンをつけてもらいました。母も、何も仕事をしていないのに働き者に見えるね、と嫌がることなくつけています。季節に合わせ色々なパターンを用意して、その日の天気や気分に合わせてしています。洗うのも簡単だし、たくさんあると楽しいですよ。水物が心配ならば、防水スプレーをしてもいいですし、ガーデニング用のエプロンという手もありますよ。
*片マヒのある父。ときどきフォークやスプーンを持って食べることに疲れるのか、食事を残してしまいます。そんなときは、ひと口大のおにぎりがいちばん。これなら不自由な手でも、自分で持って食べることができます。
*リハビリは、姑の機嫌のいいときを見計ってさせるようにしています。そのときは姑の好きな民謡や詩吟のテープを聞きながら、「イチニ、イチニ」とからだを動かします。楽しくやるのが、リハビリを長続きさせるコツだと思います。
*義父は足が不自由で、外に出るときは車いすを使っています。そんな義父の楽しみは、ドライブを兼ねて郊外のファミリーレストランへ行くこと。車いすでも入りやすく作ってあるので、私ひとりでも連れて行けます。平日の遅めのランチならすいているので、ゆっくりと食事ができますし、店員さんも親切です。私も食事から解放されて、いいストレス解消に。帰りにはバリアフリーの設備が整った大型スーパーに寄って、買い物することもあります。
*特養で働いています。認知症があって、ハミガキを嫌がられる入居者さんに、イチゴ味の子ども用ハミガキ粉をちょっとつけてみたら、甘い味が気に入ったようで口を開けてくださるようになりました。ほとんど飲んでしまうことになりますが毒ではないし、まったくハミガキしないよりはいいですよね。
*昔のマヨネーズは口のところが大きな星型になっていましたが、最近のものは細くて丸い穴になっています。これがおむつのお尻をすすぐ時に大活躍。今まではペットボトルのふたにキリで穴を開けたものを使っていましたが、マヨネーズならそのまま使えるし、本体も柔らかいので押しやすく量の調節も簡単です。
*ショートステイ先で母が覚えてきたお気に入りの「運動」を紹介します。まずは、ストレッチ。両手をたかくあげて「バンザイ」を三唱します。次に発声です。大きな声で、「オーーーイ」「ヤッホーーー」そして「ワッハッハッハ」と笑います。最後に好きな歌を大きな声で歌います。
なぜ、紹介したかって?一緒にやると私までストレス解消になるんです。
*耳の遠い祖父に補聴器を買ったのですが、よけいな音まで拾うらしく、嫌がってつけてくれません。そこで紙を丸めて筒にして、しかも低い声で話すととても聴き取りやすいと言ってくれます。文明の利器より紙筒が役に立つなんて不思議な気分です。
*冬の高齢者向けに・・・白菜とりんごのサラダをいかがでしょう?
白菜はキャベツよりやわらかく、歯切れが良いのです。入れ歯の人でも噛み切れるので・・・向いています。りんごも切り方次第で食べられますよね。赤い所を少量残してスライスして彩りにゆでたブロッコリーをプラスしたら色も栄養も豆腐も入れて・・・さらにバランスアップ。
ケチャップ1、砂糖1、マヨネーズ4のドレッシングでどうぞ!
(編集後記)
今年は雪も少なくて過ごしやすい冬です。でもなんだか暖かすぎてちょっと心配になりますね。後期高齢者が加入する新たな医療保険制度が、 2008 年度に始まるのに対応して、さまざまな制度の見直しが行われています。きちんと制度を理解し、自分や家族の生活を自分達らしく描いていきたいものですね。また一緒に話し合いましょう!
4 月の総会では、久しぶりに皆さんにお目にかかれると、心から楽しみにしています。お忙しいでしょうがぜひご参加くださいね。