舞鶴在宅介護者の会便り
No. 39
コ ス モ ス
発行2008/8

◆ご挨拶        会長 由里義雄

 暑中お見舞い申し上げます。皆様にはお変わりございませんか。今年は温暖化のせいか格別暑いように思われますが、どうかお身体に十分お気をつけくださいますようお願いいたします。暑さを凌ぐための工夫をしながらの在宅介護は大変だと思いますが、無理なさらないよう重ねてお願いをしておきます。

 高齢化、要介護者が増える中で、介護保険制度、対応策等の見直しについては、必至と思われますが、遅々として進まないのが実態であります。

 そこで私は要望等についての今後の取組について、諸役員さんと打ち合わせを行い、又深い関心のある市議会議員にも協力を求めることとし、正副会長と崎山弘氏は西村市議会議員と会うことができ、更に私たちの取組について協議しました。

 その後、 7 月 28 日、西村議員の紹介により舞鶴市長寿社会推進課長を訪れ、私達の要望等について、要望書を手交するとともに意見陳述を行いました。(要望書の内容については別記します)

最近このような活動もいたしておりますことを、御報告させて頂きますとともに、皆様のご健康とご多幸を祈念しご挨拶といたします。


 

【要望書の内容について】

去る7月28日、西村市議会議員と同行し、舞鶴市長寿社会推進課長に意見陳述した内容は下記のとおりです。

項目

理由

市の回答

1 、介護認定の介護区分の
  一方的変更による苦情について

福祉用具の貸与が不可トなる。
又、サービスの利用料金が高額となる。

家族等の理解のうえで実施する。

2、短期入所介護(ショートステイ)
  サービスが受けられない苦情
  ケアマネに対する指導について

介護者の休養が取れない
突発的事情の際の心配

介護老人福祉施設の実態から何故とれないのか分からないが、
ケアマネ等の指導について考慮する。

3、上記短期入所について市民病院を
  併用出来ないか

空きベッドを有していることから

市民病院担当課長に考慮していただけるよう強く要望する

4、舞鶴市介護相談員の活動について

在宅介護者の意見要望も聴取し
対応してほしい

現在はデイサービス・デイケア・ショートステイ・グループホーム等の入所者に対し、意見・要望を聴取し事業者に伝える改善を図るとなっているが、検討するとなった。

5、在宅介護者への支援金の支給に  ついて

平成 17 年度迄支給されたが、
再検討を要望

財政上困難な様子である

6、紙おむつの一括購入について

市で大量一括購入し、安価で在宅介護者に配布できないのか

同上

 


 

◆ボランティアとは       N野広子

 思えば 13 年前の阪神大震災の時、ラジオ・テレビ・新聞等でボランティアという言葉を度々耳にしましたが、どういう意味か辞書で引いてみたところ、公共福祉の為に自発的に活動する人と書いてありました。

私は 45 年前交通事故で半年間病院に入院しました。その時は丁度農繁期、収穫時期で猫の手も借りたい時です。そのときに親戚は無論、村の方々の援助によって無事終了することができました。

皆様に何か恩返しをと、ボランティアに平成 4 年に登録、第一歩としては、地元の児童と双葉寮との交流のホタルの集いでした。今年は地元の児童 20 名、双葉寮の児童 20 名と合計 40 名が合流でのホタルの夕べで盛会でした。 15 回目の時には東地区の河辺川の土手にソメイヨシノの苗木 10 本の記念植林をしました。

在宅介護の会の会長・由里義雄様との出会いから安岡の山本晋君のハーモニカ慰問。一寸法師を吹くと、体を動かし笑顔で喜んでいただける姿を見て、 87 歳のこの私のハーモニカでこんなに喜んで頂けるとは、私も長生きして、晋君と共にハーモニカを吹いて楽しみたく思っております。(平成 20 年 8 月 10 日)


 

◆1班サポータ:A本栄美子

 いつもお世話になっています。私は相変わらずアイドル並の忙しさです。

地震・事故・殺人で大切な命を落とす人が多いこの世の中、私は生かしていただいている。主人が病気になって手術 5 回、介護暦 20 年になり命を助けていただきありがたい、これが私の運命、誰もが運命、運命だと思えば少しは楽しく暮らせるんじゃないかと思います。

 どんな時でもご先祖様に感謝の気持ちを忘れないで、お墓参りをして楽しく暮らすこと、少しでも誰かに助けてもらい、お茶を飲みに行ったりおしゃべりに行ったり。楽しく暮らすと、絶対に幸せになると信じます。本当に信じられない不思議なことがおこりました。本当に有難うございました。

 

 

 

◆ 3 班サポータ〜:K谷房江

『エースの品格 野村克也』…人と組織論を読み私の介護歴を考えて見ました。

介護年数は毎日の積み重ね。 毎日何気なくできる介護・・・こんな気持ちになれるようになったのは、3年近くの年月が私には必要でした。

1年目に種をまき、2年目に水をやり、3年目に花を咲かせる野村克也さん(現在楽天ゴールデンイーグルス監督)の決意。こんな三つの言葉に私は感動を覚えました。

 今の私は趣味を持ち、介護をする。自分の趣味で潤い、明日を迎える。こんな生活の中で、今の私はとても主人に優しく接し、思いやりのある介護をする毎日です。

自分の生き方は人それぞれですが、介護される側に立って見直し、お互いの生活のリズムを作り、負担の少ない毎日を身につけるように努めて行く事が大切な事だと思います。共に健康で一日が終わり、カレンダーを消す幸せに感謝する毎日です。

介護者の会の皆様、夏ばてをしないように頑張ってください。

 

 

◆3班サポーター J在武男  

随想・・終戦の日に想ふ(八月十五日)

残暑お見舞い申し上げます。一陣の涼風にほっと憩いを感じるこの頃、皆様には如何お過ごしかと心密かに案じております。今夏は耐え難い猛暑にご難儀されたこととお察しいたします。どうか御身後大切にお過ごしください。お祈りいたします。

さて、八月が来ると思い起こされるのが敗戦の日、戦後63年を経た今、次世代の人々はどのように理解されているのでしょうか。幸いにも私達老人はまだこの世に生を受けています。当時を想い起こしその時の心境を短歌に詠みあげてみました。

  ○ わが 生命 ( いのち )  捧げし 時代 ( とき ) は  二十 ( はたち ) なる  御国の華と 散るを誉れに

  ○ 戦火降る 広野の果てを  彷徨 ( さまよい ) て 戦友 ( とも ) と肩寄せ 死の神を追ふ             みなさんお幸せに。

 

 

◆5班サポーター:N西千恵野

 今年の夏は例年になく暑さ厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしですか。 在宅で介護をされるのは大変なことです。どうか一人で悩みを抱え込まないで、そして、 100 %理想の介護を求めるのでなくて、一番無理のない自分なりの介護をしたいものです。

 私達のまわりには、さまざまな専門職の人や又、同じ悩みを乗り越えてきた人たちが居 ます。介護サービスも利用させて頂いて、どうぞご自分の健康に気をつけて頑張り過ぎないで下さい。そして皆様この暑い夏を乗り切りましょう。

 


 

◆ホット情報

【介護に関する作文と写真募集】

約一万二千の老人福祉・介護関連施設や事業所が所属する全国老人福祉施設協議会は、介護サービスの利用者や従事者、ボランティア、家族などを対象に、介護に関する作文と写真の二つのコンテストを実施、作品を募集している。

「私の感動作文コンテスト」では八百〜千二百字の作文を、「笑顔をありがとうフォトコンテスト」ではスナップ写真を、九月三十日までに郵送や電子メールでコンテスト事務局に送る。

最優秀賞の賞金は、両コンテストとも三十万円。応募資格や応募方法、応募先などの詳細はコンテスト事務局まで。

 


 

【判定基準、74項目に減少 要介護認定で来春から】  :  記事:共同通信社( 8 月 26 日)より

 厚生労働省は 25 日までに、要介護度を認定するための判定基準を見直し、現在 82 あるチェック項目に 6 項目を追加した上で 14 項目を削除し、 74 項目に減らす方針を固めた。来年 4 月から実施する予定。

 要介護度は、要支援1、2と、要介護1 ? 5まで 7 段階ある。段階によって介護保険で利用できるサービスに差がつく。市町村から派遣される調査員のチェックを事前に受ける必要があるが、厚労省は 14 項目について「主治医意見書の記載項目と重複しており、調査員のチェックは不要」と判断した。判定に伴う自治体の事務負担が軽減できるとしている。

 削除される項目は「火の不始末」「不潔な行為」「暴言や暴行」など。一方で「簡単な調理」など生活状況を判断する 6 項目を追加。厚労省は来年度までに判定用のコンピューターソフトを改定する。

 調査員のチェック結果と主治医の意見書に基づきコンピューターで判断する 1 次判定の後、医療関係者らで構成する介護認定審査会による 2 次判定を経て、要介護度が認定される。

 厚労省は当初「感情が不安定」「落ち着きがない」など認知症に関する 9 項目についても、調査員により判断にばらつきが出るとして削除を検討したが「項目を減らし要介護の認定率を下げ、給付を抑制する狙いではないか」と懸念する声が上がり、撤回した。

 


《編集後記》

 吹く風も太陽の光も、夏のそれとは少し違ってまいりました。季節はゆっくり進んでいますね。

秋にはミニ集いも計画されているようです。ぜひ会員同士のおしゃべりを楽しんでください。西野さんのハーモニカのように、誰かを励ましているつもりが、自分が励まされていたりして・・。そういう関係ってちょっと素敵ですよね。