舞鶴在宅介護者の会便り
No. 40
コ ス モ ス
発行2009/1

◆ご挨拶     会長  由里 義雄

会員の皆様、新年おめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

本年は私達「舞鶴在宅介護者の会」は、発足して10年目を迎える事になりましたが、これも偏に皆様方のご理解とご協力によるものと、深く感謝を申し上げる次第でございます。なお10周年記念行事も考えておりますが、何れにしても役員会において相談し、企画したいと思っております。

このところ、国内外共に諸問題が続発しており、私達介護にまつわる者としては、若干な思いもありますが、へたばる事なく、健康に留意し頑張らなければならないと思います。

在宅介護されている皆様のご苦労は、私の経験から大変だと思います。会としましては、何のお手伝いも出来ませんが、訪問し激励、ご相談等実施するよう心がけておりますが、まだまだ不十分です。今後も「地域での集い」を開催する中で、私達の活動について反省し改めていきたいと考えております。

おわりに、皆様のご健康、ご多幸をお祈りし、新年のご挨拶にかえさせて頂きたいと思います。


 

◆新年に思う(お知らせを交えて)副会長・第3班サポーター  J在 武男

「光陰に関守なし」過ぐる一年は早いもので、又新しい年を迎えました。

お元気で越年された皆さんと共にお慶びしたいと思います。

翻って旧年霜月、第6班松村様、山根様、師走に入りコスモス編集長藤本様宅におかれましてはご尊父ご母堂様のご他界、心からお悔やみ申し上げ、謹んでご冥福をお祈り致します。

 さて、いつも乍ら新しい年を迎えると、私も人並みに「今年こそは」と思いも新た、自分なりの願いをあれも、これもと欲張って小さなシャレコウベに多彩な夢を巡らせてきましたが、すべてシャットアウトで見送ってしまいました。そして又新しい年を迎えてしまう。

しかしそれでもお迎えが来るまでは何かひとつ自分のものに、今年こそは必ずという決意のもと新しい年と向き合っている今日この頃です。そしていまの私は、生きていた時代は終わり、生かされていることに感謝しつつ、一日一日を大事に生きてゆきたいと思っています。

余談はさておき昨年の本会の事業計画に示されている通り、機関誌コスモスの配布に加え、皆さんに関係のある介護にまつわるノウハウとはいきませんがそれなりの情報の提供を各班の役員さんの協力を得て三回に亘って皆さんにお届けして参りました。ご参考になれば幸いに思います。

変わって第3班では事業計画に添って会員相互の話し合いと親睦を深めるため、ミニ集会を開催し、地域の民生委員、老人会長等を交え、十一名の参加を得てその実効を挙げることが出来ました。又、11月23日社協主催のわがまちの災害ボランティア養成講座が開催され、当会から陣在(三回目)と土佐さん、萩嵜さんの三名が受講致しました。

地域の日常生活から防災、減災を考えると題して名古屋 NPO 法人レスキューストックヤード事務局長、裏野愛氏の講義を受けました。ご承知のように自然災害については、さきの阪神淡路大震災を始め、全国に広がる災害に対処するため、このような災害時におけるボランティア活動要員の養成講座が実施されているところです。一方舞鶴市、舞鶴市民児連による「あんしん確認カード」の作成(秘)により災害時における救済対策が講じられています。ともあれ年々歳々暮らし難い世の到来ですが、「備えあれば憂い無し」の喩え平素から少しずつ準備おさおさ怠りなく、心して対処しましょう。 (参考までにその一部をプリント添付いたしました。)

最後になりましたが、どうか皆さん、お身体ご大切に、一日一日を元気でお過ごしになられますよう、ひたすらお祈り申し上げます。(合掌)

「畜生」と口にするとも他意あらず

  老いゆく吾に喝の一声       武


 

◆わたしの心のたから    会員  H嵜 繁博

これは私がヘルパーとして訪問介護していた時の話です。訪問先のある寝たきりのご婦人が、急いでいる私を呼び止め、「少しだけ話をしていかないかい」とおっしゃりました。そのお話の中で素晴らしいお言葉をいただきました。「生きるってことは愛だよ。愛に格好なんてないんだよ。あなたがいてくれる事だけでも、大した愛だよ。あと少ししか生きられなくても、100歳になっても生きなくっちゃならなくても、生きて生きて生き抜こうね。それが、愛だよ。」

この言葉は今でも私の生きる力になっています。多くの心の宝をいただきました。

現在私は、舞鶴子ども療育センターで働いています。子どもたちがこれから成長し、自分らしく生きていけるよう尽力したいと思っています。また、子供であるという時は短く、かけがえのない時間なので、一瞬一瞬でもみんなが楽しく過ごせるよう心を込めていきたいと思います。


 

◆ごあいさつ    第1班サポーター  T村 孝子

皆さん明けましておめでとうございます。

この度第1班のサポーターとしてお手伝いする事になりました谷村孝子です。どうかよろしくお願いいたします。

私も父、母を介護して二十二年、その間いろいろ辛い事もありましたが、最後まで無事看取りました。そのことがあったので、今こうして一人になっても元気に過ごさせていただいていることに感謝しています。

女の細腕お役に立てるかどうか分かりませんが、皆さんのお仲間の一人としてお手伝いさせて頂きますので、どうかよろしくお願いいたします。


 

◆一人一人の意識の変化が町を変える   事務局長  大機 貴美子

寒い日が続いていますが、如何お過ごしでしょうか?介護をされている方、お疲れが溜っていませんか?

 困っている事、悩んでいる事、迷っている事、誰かに聴いてもらうと嬉しい時がありますね。応援してくれている仲間が近くに居るというのは本当に嬉しい事です。「ひとりで考え込まないで・・・近くに皆がいるヨ」ってささやきたいです。すぐ問題が解決したり、介護が急に楽になったりするものではありませんが、気持ちがとても楽になり、すごく嬉しくなった事がありました。私はその日から介護が少し楽になりました。介護自体が楽になったのではなく、介護を楽に考えられるようになったのかもしれません。

人は生まれたらいつかは死んでいきます。これは誰にも例外なく訪れます。介護は今していなくても他人事ではありません。自分たちの生活の一部のように、さり気なく自然体で地域の皆が支え合う事が出来れば素晴らしいなあ・・・と思います。


 

◆ごあいさつ      会計  辻本 悦子

新年明けましておめでとうございます。

昨年は一字で表すと「変」でした。

今年は明るく気持ちにゆとりを持って過ごしたいと思っています。

会員さんの中に、介護されていた時、知り合いに色紙に書いて頂いた詩をいつも見て頑張られた方がおられます。

 

  のぞむことなく

 大波、小波、お越しあり、

 つらきこともよしと励めよ

 

自分の気持ちの持ち方次第ですね。日々の介護ご苦労様です。

肩を張らず仲間がいる事を忘れないで下さい。

これから一年で一番寒い大寒に向かっていきます。

温かい物を一杯食べて元気に過ごしましょう!


 

《情報… 介護する男性支えます、初の全国団体3月設立 》    ( 2009 年 1 月 13 日    読売新聞より)

 介護を担う夫や息子をつなぐ初の全国団体が3月に設立される。核家族化、非婚化が進み、今や男性が介護者全体の4分の1を占める。

 女性に比べて家事や近所づきあいが苦手で孤立しがちとされ、仕事との両立も難しく、経済的困窮に陥りやすいという。準備会では「男性介護者を支える政策を提言したい」としている。

 この団体の名称は「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」。 「認知症の人と家族の会」(京都市)を事務局に、東京、長野の男性介護者の会など約10団体が参加して昨年9月に準備会が発足した。

 ネットワークでは、交流、情報交換を進め、男性介護者を地域で支える仕組み作りを模索する。また、実態調査を行い、経済的支援の必要性や介護と仕事を両立できる働き方などについて政策提言していく。

 ネットワーク化が必要になったのは、女性が中心だった介護を男性が担うようになり、虐待などの問題も起きているからだ。

 津止教授は「介護のために離職して家計が窮すれば、介護サービスの利用を抑え、虐待につながる恐れも大きくなる。孤立しやすい息子や夫への支援の輪を、ネットワーク化によって広げたい」と話す。

  準備会は男性介護者の参加を促し、実態をつかもうと、体験記を募集している。手記や随筆、俳句、川柳など形式、字数は自由。締め切りは今月31日。問い合わせは準備会へ。


 

《編集後記》  昨年末に義母が他界しました。その節には会員の皆さんより温かいお言葉を頂きました。「良いお世話が出来ましたね」の一言が、こんなにも心に沁みるものかとしみじみ感じています。実際に経験しないと分からないことがたくさんありますね。 極寒の折、お身体大切に。