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舞鶴在宅介護者の会便り |
No. 41 |
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コ ス モ ス |
発行2009/6 |
◆全会員の皆様へ 〜役員からのメッセージ〜
会長 由里義雄
はじめに私、本年度も引き続き努めさせていただくことになりましたが、ご協力くださいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
本会は、平成11年11月末発足し、本年10周年を迎えることになります。私はこの機会に、本会体制の強化と会員の更なる増大を図りたいと考え、各役員さんにはそのことを強く要望しているところであります。(本紙には役員さんの施策、抱負等について掲載しております。)
皆様におかれましても、本会が対外的にも強力なものに発展していくことに、ご協力をお願いする次第でございます。
終わりに皆様方どうか、くれぐれも健康に留意下さいますことをお願いし、ご挨拶にかえさせて頂きます。
副会長 陣在武男
鮮やかな紫陽花の美しい色どりの季節になりました。皆様にはお変わりなくご健勝でお過ごしのこととお慶び申し上げます。
さて、先の定期総会におきまして、旧年に引き続き副会長の重責をお引き受けすることになりました。この一年何かと力不足で皆様のご期待に添うことが出来ませんでしたことを深くお詫びいたします。それでも老いにムチ打ちお付き合いをさせていただきますれば幸堪に思います。どうかお力添え、ご協力を賜りますよう伏してお願い申し上げる次第であります。
本年は当会の発足から苦節十年、意義ある年を迎えますが、先任者の方々の積み上げた業績により記念すべき日を迎えることを皆さんと共に慶び、加えて先任者の方々に対し心から感謝を申し上げたいと思います。
近世は日常生活に於いて不安を醸し出す日々がよぎり、先が思いやられる世情ですが、どうかお身体ご大切に心豊かに明るい毎日をお過ごしになられますよう、お祈り申し上げ、ご挨拶にかえさせて頂きます。
私の場合の一首
障害を一生 (ひとよ) の伴侶と思ふれど
時には拳をかざす日もあり
いやいや上を向いて歩こう。
副会長 崎山弘
この度、大役を仰せつかった崎山です。
私は、来月(6月)94歳の誕生日を迎える「要介護5」の母を妻と共に介護しております。介護の大半を妻が背負って頑張ってくれている現状です。妻に「感謝」「感謝」、、、、。
さて当会も発会後10年を向かえました。情報交換、意見交換、友愛訪問、ミニ集い等による会員の方々の介護状況を把握したり、アドバイス等を行ったりして、今日に至っております。今後ますます在宅介護も多くなるそうです。今は他人事でも、近い将来自分に降りかかる時期を迎えると思います。介護保険制度の見直しがたびたび行われています。
先月話題になりました。タレント清水由貴子さんが静岡の父親の墓前で、母親の介護疲れが原因で死亡された残念な話がありましたが、未来への希望が「死」とはあまりにも悲し過ぎると思います。今でも親がボケている事を隠したり、話す相手や機会が無かったり、自分で悩みすぎる人が多くおられ、残念なことです。自分が「介護」をして初めて知る体験です。
会員の皆さん、ミニ集会等に出来る範囲内で積極的に参加して頂き、介護されていた方のその時の体験談や介護されている方の現状を話して頂くことにより、参加されている方は多くの知識を得ることが出来ることと思います。
井戸端会議のような雰囲気で話すことにより、少しでも精神的に楽になり、心のケアが出来ればと思います。話をすることにより、会員の皆さんの意思疎通もよくなり、介護が少しでも楽になっていただければ幸いです。 会員の皆さん、どんな事でも結構ですから、お聞かせくだされば出来る限り努力いたします。ではよろしく御願い致します。
事務局長 O野T夫
鳥がさえずり田んぼにはカエルの鳴く声が聞こえてくる季節となり、気候がすがすがしく身体を動かすには気持ちのよい時となってきました。
以前在宅介護者の会で亡き妻がお世話になりました。今年5月で3回忌が済み、妻の遺志を私が継ぐこととし、4月の総会より入会させていただきました。何も分からないままに事務局長という大役を仰せつかり恐縮しています。
今年からは地域会員による集い(ミニ)を年2〜3回、また東西間の集会、小旅行年1回など開催できれば会員の親睦や日々のご苦労・小さな悩みの解消になり、介護の力となるのではと考えています。ひいては会員の増強につなげていければいいなと思います。
今後は会長さんをはじめ皆様のご指導のもと勉強させていただきたいと思います。
事務局員 O機K美子
先年に引き続き、3班のサポーターと事務局を担当させて頂くことになりました。会員の皆様方には昨年同様今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今年度は事務局長の岡野様と共にさせて頂けるので、とても心丈夫で嬉しいです。
私たち舞鶴在宅介護者の会は、名前の通り会員のための会でなければなりません。介護を受けておられる方はもちろんですが、同様に介護をされている方の人権も守られなければなりません。私たちは少しでも介護者のお気持ちが楽であればいいなあ・・・といつも願っています。その為には、まず理解することからではないでしょうか? つらい事、悲しい事、大変な事を吐き出してください。1人で抱え込まないで下さい。困った時は一緒に考えましょう。みんなあなたの仲間なのですから・・・。
会員の皆様お元気ですか?
会計担当 T本E子
介護をされておられる方、お疲れは出ていませんか?
気候の変化が激しくて身体がついていかないこの頃です。季節の花々を見て優しさと感動を得ています。その心を持って少しでも会員様のお手伝いが出来たら徒思っています。
どうぞ気楽に声をかけてください。横のつながりを大事にしたいと思っています。
監査 T佐A美
監査をさせていただいております土佐と申します。
今年は新しい役員さんと共に、尚一層前進出来る事と期待しております。
10周年という節目の年、皆様と力を合わせ「舞鶴在宅介護者の会」を盛り上げて行きたいと考えております。何卒よろしくお願致します。
1班サポーター T樫M佐子
舞鶴在宅介護者の会も結成して今年11月で10年を迎えます。
経験豊かな支援者の方々と会員の皆さんに支えられてここまで来れたのだと思います。
会に入ってよかったと感じて頂けるよう、介護者の人の声を聞き、交流していきたいと思っています。今年もよろしくお願いします。
1班サポーター T村T子
介護者の会にお仲間入りさせていただいて早9年が経過いたしました。昨年12月第1班のサポーターをお引受けいたしましたが、充分なお手伝いが出来ないまま新年度も引き続きお手伝いをすることになりました。本年も一層のご指導並びにお力添えを賜りますよう堂かよろしくお願い申し上げます。
かつて父、母の介護を 22 年し、若き時代に描いた将来への青写真も手中に入れないまま今日を迎え、口惜しい思いを隠しきれない今、その裏で父、母に尽くした日々の積み重ねにより今の自分があることを自覚し、元気で生きていられることに感謝しつつ、心豊かに生き抜いてゆこうと思っています。
皆さんにおかれましても、どうか健康第一に日々元気でお過ごしくださいますようお祈り申し上げ、ご挨拶にかえさせて頂きます。
第 4 班サポーター S木K一
第 4 班のサポーターの鈴木です。
本年度は、発足後 10 年目を迎える節目の年になりました。
私の在宅介護の体験は、 96 歳で亡くなった義父の介護でした。比較的高齢の割には元気でしたが体調を崩してからの寝たきりの介護期間は 3 ヶ月の短い間でした。訪問入浴での気持ち良さそうな顔は今も思い出されます。
病院入院になってからの付き添いは義母でないと駄目なくらい「おかあちゃんは・・・」と言い続けていました。夫婦の絆の強さ、深さを感じ感動しました。私達には「ありがとう、ありがとう、もうええで・・・」と言われたのが最期の言葉でした。
10 年以上の在宅介護を続けておられる介護者の皆様のご苦労を推察すると足元にも及びませんが、要介護者の皆様も口に出せなくても心では感謝の気持ちで一杯であると思います。
介護者の皆様方の無理なく、楽しく、健やかである介護環境を目指し、会員皆様と共に力を合わせていきたいものです。
第 5 班サポーター N西T恵野
5 班の中西です。サポーターとは名ばかりですが、今は在宅介護者の会に参加させていただきまして、大変嬉しく思っております。私、今年の一月に雪道で足を滑らせて転倒し、骨折してしまいました。あとは入院、手術と辛い毎日でした。
そんな時、大勢の人々にお世話になり、優しく励まされ勇気づけられて、リハビリも頑張ることが出来ました。少し不自由ながら歩けるまでに回復し、これも私の心を支えてくださった皆様のお陰と感謝しております。お礼の気持ちに私に出来ることがあったら何でもさせてください。お話し相手ぐらいかな?どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
先日好きな言葉を見つけました。
『いいことがあったから笑うのではなく、笑っているからいいことがある』
第 5 班サポーター N野H子
現在私は米寿を迎えますが、常に年齢の七掛けで六十二歳と思ってボランティアで地域のため頑張っております。長生きの秘訣はボランティアのお陰です。
◆介護者の声を届けます
第 5 班在宅介護者 Y本A子
皆様は 今 誰を どんな型で いつから介護されていますか?
そして 何か楽しみはありますか? 一日に一度でも 笑うことがありますか?
私は(山本昭子 66 才)現在 35 才になる長男(晋)を介護しています。
長男は、先天性脳性麻痺で 首も据わってなくて寝たきりの上に、気管切開胃ロウ増設手術をしているので、 24 時間の介護が必要です。
そして 15 年前に、主人( 77 才)が脳梗塞で倒れました。長期間のリハビリで身の回りの事は ほとんど自分で出来るので、介護の必要はありませんが、後遺症で血圧が不安定で、目まい、気分が悪くなる、枕から頭を動かすと、頭がグラグラして目を開けられないし、吐き気がする。頭を起こすことが出来ないから、トイレにも行けず、寝たきりになる日が多くあります。毎日、体中のどこかが痛いと訴えるので、近くのスーパーに買い物に行けないことがしばしばです。
こんな毎日なので、在宅介護者の会の会員なのですが、総会や会合等には一度も出席したことがありません。介護する者同士が励ましあい、支え合いたいとの思いで入会したのですが…そのような機会はありません。
そこで、いつも私が思っていることがあります。
コスモスで介護をされている方を一人ずつ紹介して欲しいのです。
誰を どんな型で いつから 介護されていますか なにか楽しみはありますか? ストレス解消包は? 一日に一度笑う事は(大きい声で)ありますか?
我が家はヘルパーさんや友人など、人の出入りが多くあります。
だからいろんな話題で盛り上がり、大笑いしてストレスを発散しています。
もう一つの楽しみは、写真の趣味がある主人が、花や風景を撮ってくるので、その中からポストカードにしてくれます。それを友人知人に出して、返事を頂いたり、ご感想を頂いたり、また喜んでくださると とても嬉しくて、生き甲斐を感じています。私も主人も、これがあるので頑張れると思うのです。
最後になりましたが、私たちを力づけてくださる 由里会長 陣在副会長 西野さんの御三方との交流です。ハーモニカの演奏は長男が首を長くして待っていて、大好きな演奏の時の笑顔は、生きていてよかったと言っているようです。
御三方の行動力、パワーに何時も励まされ、頑張る力を頂いています。友愛訪問は身動き出来ない私たちに、人との繋がりや助け合いの精神を教えてくださる大切なボランティアです。
いつ何時までも いつまでもお元気で頑張ってください。
第 3 班介護者 U谷F江
桜の花も散って青々とした葉桜の木々を見渡し、ホッと気持ちが新鮮になります。会員の皆様いかがお過ごしですか。
先の見えない介護の毎日はとてもつらく、言い尽くせない、どうしようもない自分の気持ちの安らぎを求めて、私は庭の花いじりをしたり、読書をして自分の生き甲斐を感じています。
最近読んだ心に残る本は、鎌田實さんの書かれえた「雪とパイナップル」という実話の本です。
アンドレイは難治性の白血病だった。骨髄移植のあと敗血症になり何も喉を通らなくなった少年が口にした「パイナップルが食べたい・・・」という願い。その願いをかなえたいと一人の日本人スタッフがマイナス 20 度の凍りついた雪の街をパイナップルを探して歩き回るヤヨイさんという若い看護師の温かな行動は、街の人々の心にあたたかな連鎖を生みやがて奇跡を起こす・・・・。
こんなに美しい本を読んで感動に涙を流しています。本を読んだ自分の感想を友人に語り合い、嬉しい事、悲しい事、ストレス等を友人に語り尽くす、そして又明日より元気に優しく介護生活を受け入れる事が出来ます。こんな生活が私の毎日です。
皆様はどんな介護の毎日を送っていらっしゃるでしょうか。心も体も健康でいる事が一番です。どうか無理をせず「いいかげんがいい」こんな気持ちをスローガンに頑張りましょう。いつ果てる事もなく続く毎日をお元気で。気持ちの豊かさを抱き続けて下さい。
◆活動報告
平成21年度舞鶴市東民生児童委員会 全員研修会 ( H21.5.22 )
「在宅介護者と民生児童委員とのつながり」
由里会長が「介護者の会の生い立ち」と題して、会の発足からこれまでの活動について、自身の15年3ヶ月に及ぶ奥様の介護体験を交えて発表されました。続いて大機貴美子さんより「在宅介護者の体験報告と悩み」と題しての発表がありました。陣在副会長、 5 班サポーターの西野さんも傍聴で出席されました。
ミニ集い開催 ( H21.5.30 )
舞鶴市役所に於いて、午前10時から12時まで開催されました。
詳しい内容については、次回のコスモスで報告いたします。
《編集後記》 2008 年に介護・看護疲れが原因の殺人事件が 48 件発生していたことが明らかにされました。この件数が多いと見るか、少ないと見るか判断は難しいですが、いずれにしても介護・看護疲れで命を絶たれた人が増えていることは事実です。
一方で、自ら命を絶つ自殺者は年間 3 万人を超え、それが 10 年間も続いているそうです。虐待による子どもの死亡も後を絶たちません。高齢者や社会的弱者が命を絶たれる、自ら命を絶つという現状を政治はどう見ているのでしょうか・・・?
今回多くの方に原稿を書いていただき心から感謝しています。暑さに向かいます。どうぞご自愛下さい。